「いつまで働けばいいのか」の答えは? 実際に定年で辞めて「再雇用」した人の心内働く意味を考える 定年退職をしたあとも、65歳くらいまでは再雇用などで働いている人がほとんどです。さらに、2021年4月から企業は、70歳までの就業の機会確保というのを努力義務付けられました。では、実際に定年退職をしたあと、いつまで働けばいいのでしょうか?アンケートなどをみると、できるだけ働きたいと言う人が圧倒的に多いのです。内閣府の「高齢社会白書」(平成29年度版)によると、現在仕事をしている高齢者の約4割が「働けるうちはいつまでも」と回答しています。そして70歳くらいまでと回答している人をあわせると約8割の人が高い就労意識を持っています。どうして70歳まで働こうと思うのか。その理由については、内閣府の「老後の生活設計と公的年金に関する世論調査」(平成31年)のデータを見てみましょう。「経済的にゆとりのある生活