J2東京Vの株式取得を検討している情報通信大手「ネクシィーズ」の近藤太香巳(たかみ)社長(42)が23日、読売新聞社のインタビューに応じ、今季から来季にかけての収支見通しを精査し、経営に乗り出すかどうかを判断する意向を明らかにした。 最終決定の時期は「早くて4月末」とした。 東京Vとの交渉が明らかになって以降、近藤社長がメディアの取材に応じたのは初めて。2月12日に東京V側からオファーを受けたとし、「(株の)過半数を取ることが絶対的条件とは思っていない」と、他企業と「連合体」で乗り出す可能性も示唆した。 参入時は運営費を年6〜7億円に抑え、来季中に黒字に転換したい考え。「イエスの場合は一気に改善するよう支援しないと成り立たない」と述べた。若者のスポーツ振興に取り組む「ホシノドリームズプロジェクト」を運営するノウハウや企画力を生かし、個人事業者など小口の出資者を幅広く募るアイデアも披露。「プ