延長の末優勝を決め、ファンの声援に応えるリンク栃木の選手たち=河合博司撮影延長の末優勝を決め、ファンの声援に応える(左から)田臥、川村らリンク栃木の選手たち=河合博司撮影 地域密着型のプロチームとして、約3年前に宇都宮市で生まれたバスケットの「リンク栃木ブレックス」が12日夜、日本バスケットボールリーグ(JBL)の頂点に立った。快進撃にわく栃木県民にとって、イチゴ、ギョーザに続く「地域のシンボル」。会場の東京・代々木第2体育館に詰めかけた地元ファンは、延長戦の末に優勝が決まると総立ちで喜んだ。 「最後はまだまだプレーが見たいのと、優勝が見たいのとで震えました」とファンの女性。客席の半分近くを栃木から駆けつけた応援団が埋めた。 日本人初のNBAプレーヤーで、誕生間もないチームに加入して以来、ブレックスを引っ張ってきた田臥勇太選手は応援席に「チームメートとコーチ、スタッフ、ファンのおかげ