以前は、豆乳が苦手だった。 実は子どもの頃、友人の家でもらった豆乳があまりに不味く、息を止めて一気に飲み干したところ、「あら、好きなのね~。 もっとどうぞ♪」と何杯もおかわりをもらってしまい、泣く泣く飲んだ経験がある。 以来、「豆乳=不味いけど、カラダに良いモノ」というイメージがずっとあり、近年は豆乳でシチューやグラタンなどの料理は作るものの、それでも「そのまま飲む」のはできるだけ避けてきた。 だが、そんな豆乳のイメージを変えてしまったのが、紀文の豆乳飲料である。 コーヒーや紅茶、バナナ、杏仁豆腐など、様々な味のバリエーションがあり、「豆乳とは思えない美味しさ」「豆乳嫌いだったけど、好きになった」といった絶賛の声がネット上にも多数見られるほど。 何をどうして、全く豆乳臭くなくなるのか。総販売元であるキッコーマン飲料に聞いた。 「紀文の豆乳飲料は、いま21種の味があります。もともと大豆が体に