サッカー・ワールドカップ(W杯)準決勝の舞台、ブラジル南東部ベロオリゾンテで3日午後3時ごろ、W杯のために建設されていたバス専用レーン整備工事現場で建設中の高架橋が崩落した。マイクロバスなど4台が下敷きになり、地元ミナスジェライス州によると少なくとも1人が死亡、22人が負傷した。 現場は、市中心部と北部の空港を結ぶ幹線道路沿いで、8日にW杯準決勝が開催されるスタジアムの北約5キロ。バス専用レーン整備はもともと、W杯での利用を目指していたが間に合わず、現在は年内完成を目指して工事が続いている。 インターネット上には、現場に居合わせた人が撮影したとみられる動画が投稿されている。つぶれたバスから、頭から血を流した人が運びだされ、「なんてことだ」と泣き叫ぶ女性や、地面に座り込んだ人たちで騒然とする様子を伝えている。 W杯を見据えた交通インフラ整備工事を巡っては、6月9日にもサンパウロで建設中のモノ
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