歴史認識や解釈をめぐる「教科書問題」を抱える国は、我が国を含め決して少なくない。国家間での歴史認識の違いが議論されることもあれば、教科書検定をめぐって国内で論争になることもある複雑な問題である。しかし、インド西部のグジャラート州で、小学校の生徒たちに配布されている歴史図書がなにやら凄い(!?)内容になっているということで、いま注目を集めている。 ■執筆者の“想い”が詰まった学校配布図書 インドの歴史的英雄、マハトマ・ガンディーはこのグジャラート州の出身ということだが、“本書”によれば没年は1948年10月30日(実際は1948年1月30日)と記され、この1948年には日本の広島に原爆が投下され(実際は1945年)、インド・パキスタン分離独立もこの年に起きた出来事になっているという(実際は1947年)。 この8冊からなる学校配布図書を執筆・編纂したのは、インド教育界の重鎮、ディナナス・バトラ
政府はカジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)の整備に向け、内閣官房に国土交通省出身者をトップにした検討チームを発足させた。表向きは「課題の検討や諸外国の調査」が目的だが、政府・自民党が成立を目指している「IR推進法案」に公明党が慎重姿勢を崩さないため、官邸サイドが秋の臨時国会での法案成立に向けて“実力行使”に出た格好だ。政府挙げIR推進 検討チームは国交省や財務省、経済産業省、警察庁などの職員で構成。チームを束ねる内閣審議官に国交省OBで元気象庁次長の渡辺一洋氏を起用した。 菅義偉(すが・よしひで)官房長官は今月18日の記者会見で、検討チームに関し「国会のIR推進法案の状況を踏まえながら諸外国の事例や法制を調査し、課題を整理する」と述べ、政府を挙げてIR推進に取り組む考えを強調した。 政府関係者は「次の臨時国会でIR推進法が成立することを前提とした動きだ。(法案に慎重な)公明党に対す
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く