ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (31)

  • 無邪気だったアメリカ人はトランプの暴挙を予想できなかった

    トランプは自ら支持者を扇動し、前代未聞の事態に発展させた。そしてアメリカ人は、アメリカの民主主義が機能してきたのは、憲法があるからではなく、幸運と国民の良識があったからだという事実に気付かされた> (誌「トランプは終わらない」特集より) 独立以来244年間、アメリカ人は無邪気に信じてきた。この国の政権交代は4年か8年に1度、平和的に行われるのだと。 それが憲法の定めるところであり、1974年のニクソン辞任を受けて急きょ大統領に昇格したジェラルド・フォードが就任宣誓後に語ったとおり、この国の統治は「人ではなく法」に基づいているのだと。 だが、それも2021年1月6日午後までのこと。現実の見えなくなった現職大統領ドナルド・トランプにあおられた暴徒が連邦議会議事堂に押し寄せ、乱入したあの瞬間に、私たちは気付かされた。 健全なる憲政を守るも壊すも、実はホワイトハウスの主次第なのだという事実に。

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    susutig
    susutig 2021/01/17
  • 前代未聞の議会乱入で現実となったアメリカの「権力の空白」

    <支持者の暴挙を数時間にわたって放置したトランプには、大統領職務を停止するべきという批判まで出ている> 今週6日水曜、米大統領選挙の結果を最終的に上下両院が確認する手続きが進められていた途中で、議会議事堂にトランプ派のデモ隊が乱入し、現時点では1人が死亡するという前代未聞の不祥事が発生しました(その後の報道では計4人の死亡を確認)。全国から集まってワシントンDCのホテルなどに陣取っていたデモ隊は、前日から不穏な動きを見せていたようですが、メディアの関心はジョージア州の上院議員選決戦投票に向けられていたため、「ノーマーク」の中での事件となりました。 トランプはあくまで選挙結果を認めず、これに扇動されたデモ隊がガラス窓を叩き割って議事堂内に押し入り、議事進行を妨害したのです。これを受けて、1月20日のバイデン次期大統領の就任式が安全に実施できるかが懸念されています。就任式は行われるでしょうが、

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    susutig 2021/01/07
  • トランプ、バイデン就任式欠席して再出馬表明か 2024年大統領選でのリベンジ示唆「4年後に会おう」 

    トランプ米大統領が2024年の大統領選に再出馬する可能性を示唆したと、関係筋が明らかにした。写真はトランプ大統領。11月29日撮影(2020年 ロイター/Yuri Gripas) トランプ米大統領が2024年の大統領選に再出馬する可能性を示唆したと、関係筋が明らかにした。 トランプ大統領は依然、今年の大統領選での敗北を認めておらず、選挙に不正があったとして裁判所に異議申し立てを続けているが、共和党筋によると、トランプ氏は1日夜にホワイトハウスで開かれたホリデーパーティーで、自分の訴えが認められなければ、4年後に再出馬する意向を表明した。 トランプ大統領は「あと4年の続投を目指している」とした上で、「そうならなければ、4年後に会おう」と語った。 関係筋によると、トランプ氏は来年1月20日の大統領就任式に出席せず、その日に24年大統領選への出馬を表明する案を側近らと話し合っている。まだ決定には

    トランプ、バイデン就任式欠席して再出馬表明か 2024年大統領選でのリベンジ示唆「4年後に会おう」 
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    susutig 2020/12/04
  • 菅首相は安倍首相に続き自滅か

    テレビ生出演で、日学術会議の任命拒否問題について三度「説明拒否」の姿勢を繰り返した菅首相。やはり首相向きではない?> 安倍首相については、私は、アベノミクス猛反対、ただし、そのほかは、普通という評価をしてきた。しいて言えば、相対的にはまともな首相候補が少ない中で、ましな方だ、という意味でプラスの評価をしてきた。 世間は、アベノミクスに対する評価がプラスだったから、トータルでは安倍政権は強い支持を受けたが、躓いたのは、森友事件だった。 しかも、それが傷になったのは、安倍氏が、私のが関係したら総理を辞める、と野党の煽りに乗ってしまい、やってしまった失言がすべてであった。 あの失言さえなければ、野党もあそこまでしつこく攻めなかっただろうし、財務局の書き換えも起きなかっただろうし、自殺者も出なかっただろう。 安倍政権側に立てば、非常にもったいない、ささいなミス、しかも、子供じみた野党のけんか

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    susutig 2020/10/29
  • 国民の命は二の次か? 武漢パンデミックを後追いする日本

    クルーズ船内の集団感染や下船者の陽性反応など日国内の感染拡大は、「初期の武漢」を彷彿とさせる。世界を恐怖に追い込んだ真犯人が習近平なら、日を恐怖に追い込んでいるの安倍政権だ。国民の命は二の次か? 初期状態の武漢 初期と言っても、初めて原因不明の肺炎が発生した時ではなく、1月20日に習近平が「重要指示」を出して以降のことだ(これに関しては1月24日付のコラム「新型コロナウイルス肺炎、習近平の指示はなぜ遅れたのか?」を参照いただきたい)。 重要指示が出ると武漢市民は怯(おび)えて、それらしき症状のある者は病院に殺到し、高熱が出ている老人は救急車を呼ぼうとした。しかしこのとき武漢市には救急車が50台ほどしかなくて、また病院も病室も少なく、患者と思われる人たちは寒空の中5時間以上も待たされ、交差感染が起きてパニックになっていた。 当初は医者の数も足りなく、時間のかかるPCR(Polymeras

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    susutig 2020/02/26
  • 専門家会議の見解では、家族をどうやって感染から守ればいいのか全く分からない

    は感染を収束できるかどうかの瀬戸際にある、と政府専門家会議は見ているが Issei Kato-REUTERS <軽症患者を自宅で看護するとき、家族・同居人はどうやって感染を防ぐのか、高齢者・基礎疾患患者をどう守ればいいのか、見解では触れていない> 2月24日、厚生労働省は専門家会議の名前で、1つの「新型コロナウイルス感染症対策の基方針の具体化に向けた見解」を出しました(政府対策部は25日、この見解を踏まえて今後の感染防止対策の基方針を決定)。このタイトル自体が分かりにくいのですが、それはともかく、問題は、その中の「みなさまにお願いしたいこと」です。 具体的な内容について、文章はそのままに、箇条書きとして整理すると、 (1)風邪や発熱などの軽い症状が出た場合には、外出をせず、自宅で療養してください。ただし、以下のような場合には、決して我慢することなく、直ちに都道府県に設置されている

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    susutig 2020/02/25
  • 「イギリスのトランプ」が首相に、アメリカからお悔やみが殺到

    'Dear UK' Trends as Americans Sympathize With Election of Boris Johnson <「この悪夢をともに乗り切ろう」「一緒にカナダへ逃げよう」と、連帯を呼び掛け> アメリカでは「イギリスのトランプ」として知られるボリス・ジョンソンが7月23日、イギリスの次期首相に選出された。ドナルド・トランプ米大統領はすぐさま、盟友ジョンソンの勝利を祝い、応援するメッセージを送った。「彼は偉大になるだろう!」 だが一般のアメリカ人は、トランプとはまったく違う理由でツイッターに殺到した。イギリス人に向けて、応援と連帯のメッセージを送るため。SNSユーザーのひとりであるダーウィン・レッシュの言葉を借りれば、「この悪夢をともに乗り切る」ためだ。 アメリカ人はツイッターを哀悼の言葉で埋めつくし、#Dear UK"はトレンド入りした。作家のローラ・アン・ギ

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    susutig 2019/09/07
  • 燃え上がる日韓対立、安倍の「圧力外交」は初心者レベル

    韓国をホワイト国から除外したことに怒る韓国人の反日デモ(8月3日、ソウル) Kim Hong-Ji-REUTERS <米FP特約=戦後、地政学的な「お人好し」と言われてきた経済第一の日の外交方針を、安倍は貿易を政治の武器にするトランプ流に変えたようだ。ただし、まだまだ未熟なために問題を悪化させている> 激しさを増す日韓の経済対立は、不安定な世界経済にとって厄介な問題というだけでなく、日が外交のやり方を変えつつあることも示唆している。日は戦後、地政学的な「お人好し」と見られてきた。論争が起こると、経済とビジネス上の利益を最優先し、政治的には譲歩を促すことで解決を図ってきた。だが安倍晋三首相は、それを変えようとしているようにみえる。ただし、新しい方法にはまだまだ不慣れのようだ。 <参考記事>輸出規制への「期待」に垣間見る日韓関係の「現住所」 今回の日韓対立の発端は、日政府が下した

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    susutig 2019/08/11
  • 南シナ海の領有権争いにロシアが乱入

    <ベトナムとの軍事協力で南シナ海への足がかりを築くロシア──海洋権益をめぐってアメリカと対立する中国の味方につくのか> ロシアとベトナムが、2020年までの軍事協力の行程表で合意した。これにより、南シナ海をめぐる米中の覇権争いにロシアが乱入する可能性も出てきた。 ロシアの国営タス通信によると、今月モスクワで開催された第7回国際安全保障モスクワ会議に合わせ、4月4日にロシアのセルゲイ・ショイグ国防相とベトナムのゴ・スアン・リック国防相が合意した。今年から2020年までの軍事協力の詳細を定めている。 これによってロシアは、ベトナムが行う南シナ海の捜索・救助活動に対して太平洋艦隊から救助艇を派遣することになる。また、南シナ海で潜水艦の航行に問題が生じた場合の捜索・救助活動に関する協力方法についても引き続き協議する。 ベトナムはベトナム戦争のころからロシア(当時の旧ソ連)の軍事支援を受けてきた。し

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    susutig 2018/05/18
    ベトナムが核兵器禁止条約を批准したが、これによりロシア艦隊の制約はかかるのか。核兵器禁止条約の実効性が問われることになる。
  • 異常なことばかり、集団的自衛権議論の周辺 | 冷泉彰彦 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    安倍首相は7月1日に記者会見を行い、内閣によって「集団的自衛権の合憲化」が閣議決定されたとアナウンスしました。これと前後して、首相官邸前ではかなりの規模のデモが行われ、メディアも大きく取り上げているようです。 今回の一連の動きですが、どうにも「異常な」ことだらけだと思います。私には、集団的自衛権に関する問題に加えて、以下に掲げる問題の「異常さ加減」の方に、より深刻なものを感じました。 一つは、アメリカのオバマ政権は今回の「憲法解釈変更」をとりあえず歓迎しているわけですが、その意味合いというのは「制度としての変更」は支持するものの、「制度変更を後押しした政治的な動き」に関しては、支持ではなく警戒しているということです。 つまり、歴史認識の見直しを中心に中国との摩擦を強め、同盟国であったはずの韓国との結束も弱体化させつつある安倍政権の政治的な姿勢には賛同していない一方で、「米軍の負担軽減」とい

    異常なことばかり、集団的自衛権議論の周辺 | 冷泉彰彦 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
    susutig
    susutig 2014/07/03
    なるほどアメリカは両手を挙げて賛成しているわけではないんだ。
  • 「橋下発言」はアメリカからどう見えるか

    所用でニュージャージー州外に行っていたのですが、その間にこの問題がどんどん拡大していたのには驚きました。現在の事態は、この欄で過去に申し上げた「管理売春は現代の基準では性奴隷」という指摘、また「国境を越えたコミュニケーションでは理念型の発信しか通用しない」というコメントが生かされなかった点、何とも残念に思います。以下は、とりあえず、現時点で気づいたことを箇条書きにしておこうと思います。 (1)アメリカなど欧米諸国はキリスト教国だから性的なタブーの強い「偽善的な国」だという主張があります。もしかしたら問題の奥の背景にはそうした宗教やカルチャーもあるのかもしれません。ですが、アメリカがいい例ですが、買春行為に対して社会が厳しい目で見ているのは宗教や文化のためではないと思います。核家族のイデオロギーが確立する中で、買春行為というのは、と子への裏切りであり、社会の最小単位である核家族を破壊し、自

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    susutig 2013/05/16
    明快に橋下氏や安倍内閣の一連の発言を斬っている。まさに快刀乱麻。拍手。今の状態は前政権より悪い。