[東京 24日 ロイター] 東京電力9501.Tと経済産業省原子力安全・保安院は24日午後、東電福島第1原子力発電所の3号機の地下で作業をしていた作業員3人が被ばくしたことを明らかにした。2人が病院に搬送された。 今回被ばくが確認されたのは協力企業の作業員3人で、足の皮膚に汚染が確認された。被ばくした放射線量は170─180ミリシーベルトだという。東電によれば、作業員らは管理区域に午前10時ごろから午後1時ごろにかけて入り、3号機のタービン建屋の1階と地下で40─50分のケーブル施設作業をした。地下の水たまりでの作業で、靴の上部から水が入りくるぶしまでつかったが、外傷はなかったという。 会見した東電の武藤栄副社長は「状況を詳しく調べたい。作業をいったん停止している」と述べた。「心配をかけ申し訳ない。状況をしっかり確認し、安全確保に努めたい」とした。 厚生労働省は、今回の福島第1原発の作業に
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