経済・金融・マーケットについて、投資に役立つ情報をお届けします。紙面は毎週末に発行。マネーの潮流をいち早くつかむヒントが満載です。
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小宮山厚生労働相は8日午前の閣議後の記者会見で、2012年度以降の子どもへの現金給付に必要な財源2兆円超を確保するため、地方が現在の1・8倍の9800億円を負担する厚労省案を全国知事会など地方6団体に提示したと発表した。 現行の子ども手当を今年度末で廃止することに伴うものだ。 同省は今後、国と地方の協議の場で理解を求める考えだが、地方の反発は必至だ。 10年度の税制改正による所得税と住民税の年少扶養控除の廃止により、12年度の地方の増収分は5050億円と見込まれる。厚労省は、これを財源に充てるよう地方に求める。 11年度の子ども手当支給に必要な財源(約2兆6100億円)は、国が1兆8900億円、地方が5500億円、事業主が1700億円を負担するが、厚労省案では、12年度からの新制度で、国が1兆700億円、地方が9800億円、事業主が1700億円の負担となる。
印刷 関連トピックスギリシャ 7日の欧州金融市場は、イタリアやポルトガルなどの国債価格が急落した。イタリアの国債価格は一時、欧州通貨「ユーロ」ができた1999年以来で最も安くなった。イタリアが国際通貨基金(IMF)の監視を受けることになり、財政への不安が強まった。 国債が値下がりすると、価値が下がった分、金利が上昇する。7日のイタリアの10年物国債の流通利回りは先週末4日に6%台前半に上昇して最高値(国債価格は最安値)になったが、7日は一時6%台後半まではね上がり、最高値(同)をぬり替えた。 ポルトガルの10年物国債の流通利回りが一時11%台後半、スペインが一時5%台後半まで上昇するなど、財政に不安のある国の国債は軒並み売られ、金利が上がった。財政危機のギリシャは連立内閣の樹立が決まったものの、27%前後で高止まりしている。 7日の欧州株式市場も、欧州危機が深まるとの心配から軒並み
印刷 関連トピックスAPEC 米財務省のコリンズ次官補は7日の記者会見で、日本の為替介入について「市場が大きく荒れていることがない場合には、市場の力に応じ、為替レートが柔軟に動くことを容認するのがG7の約束だ」と述べた。日本の介入を暗に批判した。 9、10日のアジア太平洋経済協力会議(APEC)財務相会合を前に会見した。今の為替市場に対しては「概して、為替市場は秩序だって機能し続けている」と指摘。現状は、為替介入などが容認される「市場が乱高下した状態」には当たらないとの見方を示したもので、大規模な単独介入に踏み切った日本側にとっては厳しい指摘だ。 APEC財務相会合については、中国の人民元切り上げを強く求めていく姿勢を示した。また、世界経済の持続的な成長に向け、新興国側が内需拡大に努力する、「不均衡是正策」が中心課題になるとの見方も示した。(ワシントン=尾形聡彦) 朝日新聞デジタルで
印刷 関連トピックス地震 8日午前11時59分ごろ、沖縄本島北西沖を震源とする地震があり、沖縄県名護市などで震度4を観測した。気象庁によると、震源の深さは約220キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.8と推定される。 関連リンク地震情報交通・地震・災害情報は携帯でも。「朝日ライフラインNEWS」沖縄県のニュースはMY TOWN沖縄でも
レンズの口径が3.8メートルと国内では最大となる光学赤外線望遠鏡が、岡山県浅口市に完成した。将来の望遠鏡のために新しい技術を満載し、大きな割に機動的に動かせられる。宇宙で突発的に起…続き 銀河誕生の謎探れ 130億光年見通す望遠鏡の仕組み [有料会員限定] ケプラー宇宙望遠鏡が引退 太陽系外惑星を多数発見
レンズの口径が3.8メートルと国内では最大となる光学赤外線望遠鏡が、岡山県浅口市に完成した。将来の望遠鏡のために新しい技術を満載し、大きな割に機動的に動かせられる。宇宙で突発的に起…続き 銀河誕生の謎探れ 130億光年見通す望遠鏡の仕組み [有料会員限定] ケプラー宇宙望遠鏡が引退 太陽系外惑星を多数発見
「今、なぜこれほどビッグデータが注目を集めているのか、そもそもビッグデータとは何を指しているのか」。東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2011」において20011年10月12日、「ビッグデータが変えるビジネス、社会」と題してEMCジャパン、日本IBM、日本オラクルの3社のキーパーソンによるパネル討論会が開催された。同討論会は、モデレータを務める日経コンピュータの中田敦 記者の冒頭の問いかけからスタートした。 ビッグデータの定義についてEMCジャパンの徳末哲一 常務執行役員ストラテジー・アライアンス統括本部長は、「いろいろな定義があってまだ明確には定まっていないし、今後もいろいろと変わっていくだろう。定量的な数字としては、今後10年で現在のペタバイトからゼタバイトのオーダーまでデータ量が伸びると予想されている。この増量するデータの中心が、ブログやツイッターなどの非構造化データ
IT業界に新しい流行語がやってきた。「ビッグデータ」である。巨大なデータを、高度なデータマイニング手法によって深く分析し、その結果を活用する。そうすることで、専門家でさえ気づかない事象の変化への対応や、人を介さない意思決定が実現可能になる。ネット企業でなければ難しかったビッグデータの活用は、最近になって一般企業にも可能になってきた。そのためビッグデータの注目度が、一気に上がっている。 ビッグデータの活用は、米グーグルや米フェイスブックといったネット企業にとっては、企業競争力の源泉である。例えばグーグルは2010年6月の学会「ACM Symposium on Cloud Computing(SOCC)2010」で、同社が自社開発した分散バッチ処理基盤「MapReduce」を使って、月間94万6460テラバイト(2010年5月時点)というデータを処理していることを明らかにした。グーグルは毎月、
8日は暦の上で冬が始まる「立冬」だが、今月はほぼ全国的に高温傾向。11月観測史上最高気温の記録も相次いだ。気象庁によると、寒気が南下しにくい上、普通は夏に暑さをもたらす太平洋高気圧がなかなか弱まらなかった。12月上旬にかけ平均気温は平年を上回るとみられ、季節進行は足踏みだ。8日朝の最低気温は札幌市6.1度、仙台市10.3度、東京都心13.9度、名古屋市12.1度、大阪市13.5度、福岡市14
7日のダウ工業株30種平均は前日比0.7%高で反発。イタリアの財政問題への警戒心から午前中は下げたが、債務危機の早期解決に向け欧州投資銀行(EIB)が追加融資に乗り出す可能性があると伝わり期待感が広がった。米株式市場は先週から1万2000ドル前後で一進一退を繰り返している。欧州問題を巡って神経質な展開の中で、相場を下支えしているのが底堅い国内の消費だ。特に新車販売は好調で、大手各社が1日発表し
印刷 オリンパスは8日、過去の企業買収時に巨額の支出をしていた問題について、過去に損失計上を先送りした有価証券の含み損を解消するためだったことが分かったと発表した。1日にオリンパスが設けた第三者委員会の調査で分かったという。 オリンパスによると、1990年代から有価証券投資に関する損失計上の先送りがあった。2008年の企業買収時に助言会社に多額の手数料を支払ったり、国内3社を異常な価格で買収して損失を出したりした一連の支出は、損失計上を先送りしてきた有価証券の含み損を解消するために利用されていたという。
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