国土地理院が、沖縄県・与那国島にある岩「トゥイシ」を日本の国土を示す最も基本的な地図とされる「2万5千分の1地形図」に新たに記載した結果、日本最西端の地点がこれまでより北北西に約260メートル先になったことが10日、地理院への取材で分かった。地理院はトゥイシについて、満潮時も海面上にあると確認した。与那国町によると、トゥイシの名前は「とがった石」や刃物を磨く「砥石」など諸説ある。地理院による
日清食品ホールディングス(HD)は、カップ麺の容器を植物由来プラスチックに切り替える。まず国内で販売する主力の「カップヌードル」で2020年初めから導入し、数年内に非石油資源の素材の使用量を97%に高める。石油由来品を減らし二酸化炭素(CO2)排出量を削減する。世界でプラスチック製品への環境規制が強まる中、国内外で販売する他の製品も順次切り替える。【関連記事】サントリーHD、ペットボトルを100%再生へサントリーホールディングスはペットボトルの再生システムを確立する方針で、食品業界で石油由来プラスチックの使用量を減らす動きが広がる。即席麺世界シェア2位の日清が植物性の容器・包装の導入を広げれば波及効果は大きい。日清はカップヌードルの容器に、サトウキビ由来の
政府は高齢ドライバー専用の新しい運転免許をつくる方針だ。75歳以上を想定し、自動ブレーキなど安全機能がついた車種のみ運転できるようにする。高齢者の交通事故の多発が深刻な社会問題になっており、対策を急ぐ。ただ新免許は取得の義務付けを見送り、選択制を軸に検討する方針だ。新免許を浸透させ、事故の抑制で効果をあげるには課題も多い。今月下旬に閣議決定する政府の成長戦略に新しい免許を創設する方針を盛り込む
日本で生活していても簡単な日本語の読み書きができない人たちはどれくらいいるのか。国内ではこうした識字調査は戦後の占領下で行われてから70年以上実施されていません。しかし近年、不登校の子どもたちや親の仕事の都合で来日する外国籍の子どもたちが増えていることを受けて専門家が実態調査に動き出しました。 しかし近年、不登校や親による虐待などで、学校に通えないまま卒業した人たちや、親の仕事の都合で来日する外国籍の子どもたちが増加していることを受けて、日本語の調査研究を行っている国立国語研究所の野山広准教授らのチームが実態を調査することになりました。 調査は全国で設置が進む「夜間中学」や地域の日本語教室などに通う16歳以上の日本人や外国人を対象に行われ、簡単な日本語の文章が理解できるかどうかなどを把握します。また、日常生活の聞き取りも行う方針です。 野山准教授は「日本人の教育だけでなく、今回は外国人も対
スマホで撮影した写真を見ると、思ったよりも暗かったり、色が沈んで見えたりすることがある。今回は撮った写真を簡単な操作で加工してきれいに見せる方法を覚えよう。タイ子 残念! 写真撮るの、失敗しちゃった。友だちに送って自慢しようと思ったのに。携子 どんなふうに撮れたの? ああ、写真が暗くなってしまったのね。スマト 写真は撮った後に加工できますよ。アンドロイドには「Googleフォト」というアプ
2018年5月10日、アフリカ大陸とマダガスカルに挟まれたフランス領マヨット島を群発地震が襲った。そのほとんどは小さかったが、5月15日には島がかつて経験したことのないマグニチュード5.8の地震が発生した。群発地震はいまもなお続いている。その隙間を縫うように、2018年11月11日、奇妙な地震が世界を駆け巡り、1万7000キロ以上離れた地震計にも記録された。にもかかわらず、周期があまりに長かっ
全米大学体育協会(NCAA)を参考にして3月に発足した「大学スポーツ協会」(UNIVAS)は野球や柔道、水泳などの全国大会の成績を点数化し、加盟大学間で順位を競う対抗戦を10日始めた。同日開幕の野球の全日本大学選手権が最初の対象大会となる。競技を横断して各校で競う枠組みを新たに設けることで、大学スポーツへの関心を広く呼び起こす狙いがある。対抗戦の名称は「UNIVAS CUP」。初年度は6月の野
JR上越線と国道17号を見下ろす重さ1040トンの岩塊をグラウンドアンカーで地山に固定する。落石対策として類を見ない規模だ。高さ16メートルの一枚岩には多数の亀裂が入り、崩落の危険があった。亀裂拡大を防ぐため、振動を最小限に抑えながら施工した。亀裂拡大1ミリも許さずおよそ100メートル下方に利根川を望む山の急崖に掘削音が響き渡り、ロータリーパーカッションドリル(RPD)の刃先が巨大な岩塊の奥
青森県沖で最新鋭のF35戦闘機が墜落した事故の原因について、航空自衛隊はパイロットが機体の姿勢を正しく認識できない状態に陥り、急降下していることに気付かなかった可能性が高いとする見解をまとめました。機体の不具合の可能性は極めて低いとして、航空自衛隊はF35の飛行再開を検討しています。 それによりますと、当時、一緒に訓練していた同型機に残された記録などから事故機の航跡を分析した結果、墜落直前の30秒余りの間に9000メートル以上の高度から、時速1000キロ前後の高速で一気に急降下していたことがわかりました。 この間、パイロットは急降下から回復しようとせず、緊急脱出を行った形跡も確認されなかったということです。 またパイロットはこの時、「訓練を中止する」とほかの機体に伝えていましたが、異常を知らせる交信はなかったことから、次の訓練メニューに移るための合図だったとみられるとしています。 こうした
鉄の原料となる鉄鉱石などを運ぶ大型ばら積み船の用船料(船のチャーター料)が上昇した。鉱山事故や荒天に見舞われたブラジルとオーストラリアで鉄鉱石の出荷が回復する一方、景気刺激策で鉄鋼を増産中の中国が鉄鉱石の調達を増やしているためだ。足元の用船料は1カ月前に比べ約4割高くなり、2018年末からの低迷を脱した。用船料の指標であるケープサイズ(載荷重量約18万トン)は主要航路平均で6月上旬時点で1日当
生命保険のトップセールスパーソンというと、どのような人を思い浮かべるだろうか。住友生命保険の国田真理子さん(32)は多くの人が持つイメージとは違うかもしれない。実は「話すのは得意ではない」。それでも高い販売実績を出し続けている国田さん。裏にあるのは徹底的な「待ち」と地道な客先への訪問だ。「Million Dollar Round Table(MDRT)」――。直訳すれば「百万ドルの円卓会議」。
平成の30年間で時価総額の伸び率が最も大きかった日本企業はどこか。自動車やロボットなどのモーターを手がける日本電産だ。1973年に永守重信会長が京都市のプレハブ小屋で創業した同社は、過去63件の企業買収をテコに成長した。「毒まんじゅうは食うな」「任せて任すな」――。買収後に大型損失を出したことがない同社の企業買収には流儀がある。【次回記事】「ポスト永守」へ試練 EV・5G、部品単体売り脱却へ日本電産は創業から50年足らずで、ハードディスク駆動装置(HDD)用モーターでは85%、携帯電話の振動モーターや電動パワーステアリング用では40%のシェアを握る世界大手にのし上がった。平成の30年間で時価総額の伸び率は69倍と、比較可能なすべての国内上場企業でトップだ。「毒まんじゅうは食うな」「お化けが出るぞ」――。M&A(合併・買収)を手がける部署では
企業と創業家――。歴史を重ねるに伴い、両者の関係は変わる。99年前、広島でマツダを起業した松田重次郎(1875~1952年)の一族は苦境期に会社の中枢から離れ、その後地元プロ野球球団の経営に専念。一時は資金難で存亡の危機に立たされたが、生き残りを懸けた独自の戦略が実を結び、今では「常勝球団」と呼ばれるまでになった。【次回記事】マツダ初代の波乱人生 「一夜工場」で大もうけ「松田家」不屈のDNA苦難と再生の道のりは、リーマン・ショック後に乾坤一擲(けんこんいってき)の低燃費エンジン「スカイアクティブ」で復活を遂げたマツダに重なる。苦難に際してもあきらめない松田家の不屈のDNAがカープだけでなく、マツダにも息づいている。5月22日、広島市のマツダスタジアム内にある広島東洋カープの球団事務所。執務室のソファで向かい合った社長兼オーナーの松田元(68)は、普段と変わらぬ穏やかな笑みを浮かべていた。前
内閣府が10日発表した1~3月期の国内総生産(GDP)改定値は、物価変動を除いた実質で前期比0.6%増、年率換算では2.2%増だった。速報値(前期比0.5%増、年率2.1%増)から上方修正となった。法人企業統計など最新の統計を反映した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は前期比0.5%増、年率2.2%増となっており、速報値から小幅に上振れすると見込まれていた。生活実感に近い名目GDPは前期
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