名古屋市が進めている名古屋城天守閣の木造復元事業について、河村たかし市長は29日、目標とする2022年末の完成を断念すると発表した。現天守閣の解体に必要な文化庁の許可が得られていないことなどを挙げ、「クリアすべき調査、検討に全力を挙げ、期限を延ばすことにした」と述べた。新たな完成時期は明言しなかった。河村市長は市役所で報道陣の取材に応じた。施工業者の竹中工務店から目標時期の完成は難しいとの指摘
東海道・山陽新幹線と九州新幹線で、乗客が大型のスーツケースなどを車内に持ち込む際は来年5月から事前の予約が必要になります。来年の東京オリンピック・パラリンピックを前に、セキュリティー対策を強化するためです。 JR東海などによりますと、事前の予約が必要になるのは東海道・山陽新幹線と九州新幹線で、荷物は車両の後部にあるスペースやデッキに設けられる予定の鍵付きの専用のコーナーに置きます。 対象となるのは、大型のスーツケースなど3辺の合計が160センチを超えて250センチまでの荷物で、窓口やインターネットなどで、事前に指定席とセットで予約する必要があります。 事前に予約をして荷物を持ち込んだ場合は無料ですが、予約をしていない場合には、有料となり、1000円を支払わなければなりません。 JR各社では現在、テロ対策の一環として、客席から離れた場所に荷物が置いてあった場合には持ち主を探して不審物かどうか
韓国を輸出管理の優遇対象国から除外する政令が28日施行されたことについて、韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領は「日本は正直でなければならない。根拠なくことばを変えて経済報復を合理化しようとしている」などと述べ、日本政府を強く非難しました。 この中でムン大統領は韓国を輸出管理の優遇対象国から除外する政令が28日施行されたことについて、「日本は正直でなければならない。日本は経済報復の理由さえも明らかにしないでおり、根拠なくことばを変えて経済報復を合理化しようとしている」と述べ、強く非難しました。 さらにムン大統領は「過去の過ちを認めも謝りもせず、歴史をわい曲する日本政府の態度が被害者たちを傷つけている」と述べたほか、島根県の竹島についても触れ、「日本帝国主義の侵略の最初の犠牲となった島を、みずからの領土だというとんでもない主張も変わりがない」と述べ、歴史を直視するよう求めました。 ムン大統領
韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領が29日、輸出管理をめぐる日本政府の対応を重ねて非難したことについて、菅官房長官は最大の問題は「徴用」をめぐる問題での韓国側の対応にあると指摘し、国際法違反の状態を解決するよう引き続き求めていく考えを強調しました。 そのうえで菅官房長官は「日韓関係における最大の問題は、旧朝鮮半島出身労働者問題であり、わが国としては韓国側に対し、韓国側に作り出された国際法違反の状態を解決するよう引き続き強く求めていきたい」と述べました。 さらに菅官房長官は「日韓関係は韓国側から否定的で非合理的な動きが相次いでおり、極めて厳しい状況が続いている。わが国としては、さまざまな問題についての一貫した立場に基づいて、引き続き韓国側に賢明な対応を強く求めていきたい」と述べました。
TICAD=アフリカ開発会議で安倍総理大臣は、中国による、いわゆる「債務のわな」を念頭に「アフリカ各国が借金漬けになれば、民間企業の進出を妨げる」と述べ、懸念を示したうえで財政の健全性を高める専門研修を延べ30か国で行うとともに、透明性の高い融資を進める考えを表明しました。 この中で安倍総理大臣は中国による巨額融資により、アフリカ諸国が債務超過に陥り中国側の意向を無視できなくなる、いわゆる「債務のわな」が進んでいることを念頭に「借金漬けになっては、民間企業のアフリカへの進出を妨げる」と述べ、懸念を示しました。 そのうえで「重点国を毎年10か国選び、公的債務やリスク管理の研修を行う」と述べ、各国の財政の健全性を高めるための専門研修を3年間でアフリカの延べ30か国に実施する考えを表明しました。 さらに安倍総理大臣は民間企業によるアフリカへの投資を促進するため、政府系の保険会社「日本貿易保険」や
おととし、静岡県沖でアメリカ海軍のイージス艦と民間のコンテナ船が衝突し7人が死亡した事故で、運輸安全委員会は、イージス艦の乗組員がレーダーを適切に使っていなかった上、別の船に気を取られ、コンテナ船に対する見張りを正しく行えていなかったことなどが事故の原因だとする報告書をまとめました。 事故原因を調査した運輸安全委員会の報告書によりますと、イージス艦の当直勤務をしていた乗組員がレーダーを適切に使わず、コンテナ船の正確な位置を把握できていなかった上、コンテナ船より先にすれ違う別の船に気を取られ、見張りを正しく行えていなかった事が考えられると指摘しています。 一方、コンテナ船の航海士らは、両船の位置関係からイージス艦が衝突を回避すると思い、そのまま航行したと考えられ、汽笛による警告信号は出していなかったと結論づけています。 運輸安全委員会は再発防止策として、乗組員はレーダーを含む航海計器を調整し
アメリカのシンクタンクは、北朝鮮がSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルの実験を準備している可能性があるという分析を明らかにしました。トランプ大統領が短距離ミサイルの発射を問題視しない姿勢を見せる中、北朝鮮がミサイル開発を加速させているおそれがあります。 それによりますと、SLBMの実験に使われるとみられるはしけに船舶が横付けされているのが確認できるとしています。こうした船舶は過去の実験の際、はしけを沖合にえい航するために使われていたということです。 また岸壁では大型の車両や人の動きも確認できるとして、専門家は「北朝鮮がSLBMの発射実験を準備している可能性がある」と分析しています。 一方、北朝鮮では先月、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長が新たに建造した潜水艦を視察したと伝えられていましたが、分析では、視察場所はこの造船所だったとしています。 トランプ大統領が短距離ミサイルの発射を問題
乗船経験のある方にしかわからないことも多いクルーズ旅。実は、装いや持ち物など、他の旅とは勝手が違うこともあるようだ。そこで、装いを中心に、クルーズコーディネーターの喜多川リュウ氏に取材。船旅こその決まりごとを紐解き、初めての船旅でもスマートに過ごそう。 喜多川リュウ クルーズコーディネーター。通算1000日以上乗船。カナダ・バンクーバー現地旅行社駐在員、クルーズ添乗員を経て、現職に。著書に『極上のクルーズ手帖』(クルーズトラベラーカンパニー)などがある。 Q1. クルーズ船にドレスコードはありますか? A. 夜のみ決められています。主なドレスコードは、フォーマル、インフォーマル、カジュアルの3つ。 「クルーズ船では、夜のみドレスコードが定められており、配布される船内新聞に記されたドレスコードに従う必要があります。基本的なドレスコードは、フォーマル・インフォーマル・カジュアルの3つ。ブラック
文筆家・川端裕人氏がナショナルジオグラフィック日本版サイトで連載中の「『研究室』に行ってみた。」の転載を始めました。川端氏が最先端の研究室を訪れ、じっくりと研究内容を深掘りする人気コラムです。今回は、不気味なのに目が離せない寄生虫がテーマ。探究心が高まる夏休みシーズンにぴったりです。◇ ◇ ◇京都大学の芦生研究林で、深夜、林床をさささっと動き回るカマドウマに会い、翌日の日中、水中のハリガネ
韓国が、日本との軍事情報包括保護協定=GSOMIAの破棄を決めたことについて、アメリカ政府の高官は「アメリカの安全保障の利益に悪影響を及ぼす」と述べ、韓国にGSOMIAの更新を求めるとともに、日韓双方に関係改善に向けて対話するよう求めました。 この中で、韓国がGSOMIAの破棄を決めたことについて、「今回の決定は日本と韓国だけではなく、アメリカの安全保障の利益にも悪影響を及ぼすと繰り返しムン政権に伝えてきた」と述べました。 その上で、「アメリカはGSOMIAを更新するよう韓国に求めるとともに、問題の解決に向けて意味のある対話を行うよう日韓双方に求める」と述べました。 また、GSOMIAが実際に破棄された場合については、「日米韓の情報共有が非効率になり、リスクが増すことになる」と懸念を示しました。
日揮は28日、世界的に輸入規制が起きているプラスチックごみ(廃プラ)を化学原料に転換できるプラントの建設事業に乗り出すと発表した。廃プラを原料にしてエチレンなど基礎化学品の原料となるガスを生成できるようにする。廃プラは中国などに輸出できなくなり、国内処理能力が限界に近づいている。化学原料に使う動きが広がれば、廃プラ問題の解決につながる可能性がある。日揮は宇部興産や荏原環境プラント、昭和電工と共
【ワシントン=共同】アフリカ東部エチオピアで約380万年前の初期人類アウストラロピテクス・アナメンシス(アナメンシス猿人)の頭蓋骨の化石を見つけて顔を復元したと、米クリーブランド自然史博物館などのチームが28日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。アナメンシス猿人の頭部の化石がほぼ完全な形で見つかったのは初めて。人類の進化の解明に役立つとしている。化石は2016年に発掘。成人男性とみられる
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