民事再生手続き中のレナウンが15日、東京証券取引所での最終売買を終えた。終値4円で、実質57年の上場企業としての歴史に幕を閉じた。同手続きを申請した5月15日の78円と比べ、95%(74円)安だった。一方、売買代金は8700万円と、利ざやを狙う個人の取引で4.7倍に膨らんだ。レナウンは1963年に上場し、2004年にダーバンと経営統合する前の1989年には1610円の高値を
民事再生手続き中のレナウンが15日、東京証券取引所での最終売買を終えた。終値4円で、実質57年の上場企業としての歴史に幕を閉じた。同手続きを申請した5月15日の78円と比べ、95%(74円)安だった。一方、売買代金は8700万円と、利ざやを狙う個人の取引で4.7倍に膨らんだ。レナウンは1963年に上場し、2004年にダーバンと経営統合する前の1989年には1610円の高値を
三菱重工業傘下の三菱航空機(愛知県豊山町)は15日、ジェット旅客機「スペースジェット」の開発体制を大幅に縮小すると正式発表した。国内外で2千人いる同社の従業員を半分程度に減らすことなどが柱だ。カナダの航空機メーカー出身の開発責任者も退任する。度重なる開発計画の遅れや事業環境悪化を受けて体制を縮小するが、事業の継続には暗雲が漂う。国内の1600人を含む、グループの従業員を半分程度にするほか、設計
河野太郎防衛相は15日、地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画を停止すると表明した。想定より費用や時間がかかることを理由に挙げた。北朝鮮の弾道ミサイルに備え、秋田、山口両県に配備する計画だった。防衛省で記者会見を開き「コスト、期間を考えると合理的ではない」と述べた。近く国家安全保障会議(NSC)に報告し、停止を決める。システムはイージス艦と同様のレーダーやミサイルで地
15日の東京株式市場は、悪材料に敏感となった投資家の売りが午後にかけて膨らんだ。米連邦準備理事会(FRB)の資産規模の伸びが鈍化する中で、新型コロナウイルスの感染「第2波」を警戒させる国内外のニュースが相次ぐ。先物主導の買い戻しが先週までに一巡。もう一段の景気低迷への不安から、新たな経済政策への「催促相場」となっている。「雰囲気が変わっていた」。ゴールドマン・サックス証券の石橋隆行氏は、週明け
日本経済新聞社は2016年より、中部地方を代表する企業を「名企業」として取り上げ、企画記事として連載してきました。今年は新型コロナウイルス危機に立ち向かい乗り越えようとする企業の姿を取材し、新企画「ナゴヤの名企業・コロナ危機に克(か)つ」として掲載します。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大は経済活動に深刻な打撃を与え、中部では大幅減益や赤字転落に苦しむ企業が相次いだ。逆風が吹き付ける中でも独
ガソリンの輸入が増加している。4月の輸入量は前年同月比3.5倍。新型コロナウイルスの感染拡大による需要減で輸入品の価格が急落、商社や石油元売り各社が韓国などから調達を増やしたようだ。割安な輸入ガソリンの増加は国内給油所の店頭価格を下押しする一因ともなりかねない。経済産業省の石油統計によると、4月の輸入量は前月比約7割増の32万7千キロリットルだった。これは4月の国内ガソリン販売量の約1割に相当
経済産業省が15日発表した4月の第3次産業活動指数(2015年=100、季節調整済み)は前月比6.0%低下の91.6だった。3カ月連続の低下で、水準は比較可能な2013年1月以降の最低を2カ月連続で更新した。新型コロナウイルス感染症拡大に伴う外出自粛や休業要請などの影響で、飲食業や宿泊業を中心に落ち込んだ。経産省は基調判断を「急落している」で据え置いた。11業種中、8業
1976年、米国で新型インフルエンザ流行に備え、全国民2億人以上の予防接種をめざす史上最大のワクチン事業が実施された。しかし、副作用事例の頻発などで事業は中止され、結局流行も起きなかった。公衆衛生の歴史に大きな教訓を残したこの出来事は、専門家の意見と政策決断のあり方などで重い課題を突きつけており、現在の新型コロナウイルス政策に通じるものがある。◇ ◇76年1月、ニュージャージー州の陸軍訓練施
電磁モーターに取って代わられ、縮小の一途をたどる運命に見えた油圧――。復活の機運が高まっている。ロボット用などで新しい油圧技術を開発するメーカーが相次ぐ。新型コロナウイルス感染拡大によるコロナショックで建設現場などの省人化へのニーズが高まることが追い風になる。小さく大きな力を生み出せる油圧の特徴に高い制御性を加えて、「モーター1強時代」に風穴を開ける。耐衝撃性でモーターに逆襲川崎重工業は小型
新型コロナウイルスの感染防止対策として、小売店や飲食店などの従業員がフェースシールドを着用しています。需要増加を受け、自動車部品メーカ
全国各地の風光明媚(めいび)な自然公園。自宅でもライブカメラを通じて景色を楽しめる。写真や旅などの専門家12人がベストスポットを選んだ。1位 穂高連峰 中部山岳国立公園 1010ポイント雄大な山並みと渓谷美日本を代表する山岳景観を誇る中部山岳国立公園の展示施設「上高地ビジターセンター」の屋根に設置されたライブカメラ。正面には氷河によってU字型にえぐられたカール地形の岳沢(だけさわ)が広がり、
「一度はマイホームシアターをつくってみたいが、お金はかかるし、色々な機材をセットする必要もあって面倒だ」。そう二の足を踏んでいた人は少なくないだろう。そんな中、ここ数年で家庭用プロジェクターが大きく進化。高い、手間といった常識は過去のものになりつつある。さあ、今こそ長年の「夢」の叶え時だ!2018年ごろを境に、家庭用プロジェクターが劇的な進化を遂げたとAV評論家の折原一也氏は言う。「画期的な商
「データサイエンス」。最近、メディアでよく目にするようになったと思いませんか。「サイエンス」という語感から、自分と縁遠いものと考えてしまう人も多いでしょう。でも、食わず嫌いはもったいない。実は多くの産業で使われるようになり、私たちの身近なサービスもデータサイエンスが裏側で支えている、といったケースは多いのです。この連載ではそんなデータサイエンスのエッセンスをご紹介していきます。データを軸に現実を分析
新型コロナウイルスの感染が続くなか、防衛研究所がおよそ100年前に流行したスペインかぜについての旧日本軍が保存していた資料を調べたところ、いまと同様にマスクの着用を呼びかける文書などが見つかり、公開されることになりました。 新型コロナウイルス対策に役立てられないか、防衛研究所が旧日本軍が保存していた資料を調べたところ、初代の軽巡洋艦「矢矧(やはぎ)」の日誌で記録が見つかりました。矢矧が、シンガポールを出港した直後に艦内でまん延し、乗員の1割以上にあたる48人が死亡したことや、次の寄港地で艦内の消毒を徹底したことなどが記されています。 また、内務省衛生局が国民に感染予防を呼びかけた別の資料では、映画館など人が集まるところに立ち入らないことや、電車ではマスクを着用すること、それに人前でせきをする際は、ハンカチで口を覆うことなど、いまと同様の対応を求めていました。 資料を調べた防衛研究所の菅野直
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