新型コロナウイルス感染症の患者に起きる血栓症に関する国内の調査が進む。欧米に比べて症例は少ないが、重症者では頻度が比較的高い。肥満などがリスク因子とみられ、回復途中でも注意が必要だ。予防や治療には投薬が主流だが副作用の問題もあり、新薬を目指す研究も進む。血栓症は血液が固まって血栓ができ、手足の静脈や肺の動脈などが詰まる。新型コロナウイルスが血管の細胞に感染すると、引き起こす一因になるとみられて
前衛からフュージョン、ジャズロックまで幅広く活躍した米ジャズピアニストの巨匠、チック・コリアが79歳で亡くなった。音楽評論家の青木和富氏が多彩な活動の足跡をたどる。2月9日、チック・コリアが79歳で亡くなった。死因はがんとだけ家族から報告されている。コリアは、1970年代以後のジャズ・フュージョン時代の最重要人物だった。それまでもマイルス・デイヴィスのグループに抜擢(ばってき)され注目されて
世界は転機にある。20世紀の繁栄の礎となった民主主義と資本主義という価値の両輪は深く傷つき、古代ローマで「パクス」と呼ばれた平和と秩序の女神は消えた。新型コロナウイルスの危機は超大国・米国の衰えに拍車をかけ、世界の重心は力を増す中国に傾く。あなたは歴史の転換を傍観するだけですか――。【関連インタビュー】・「『トランプ』はどこにでもいる」。トランプ前米大統領の支持者らによる米連邦議会議事堂の襲撃から一夜明けた1月7日、欧州連合(EU)のトゥスク前大統領は世界に警鐘を鳴らした。ドイツでは昨夏、極右勢力が国会議事堂に侵入を図った。オランダの地方都市の首長はコロナ下の夜間外出禁止に反発する暴動をみて「内戦になる」とおびえた。トランプ氏本人は権力の座を去る前、イラクで市民殺害に関与し有罪判決を受けた米民間軍事会社の4人を恩赦した。国連の専門家グループは「正義への冒とくだ」と批判する。古くから「夜明け
西日本鉄道グループの中核事業であり、九州の人々の生活の足として親しまれている西鉄バス。グループの車両保有は3000台近くと国内で最大だ。西鉄では前身会社の一つが、1925年にバスの運行を始めた。その歩みを振り返りながら、次世代移動サービス「MaaS」など、時代の変化を見据えた最新の取り組みが読める。西鉄バスには166人(2020年
【メルボルン=共同】テニスの全豪オープン女子シングルスで2年ぶり2度目の優勝を果たした大坂なおみ(23)=日清食品=が一夜明けた21日、メルボルン市内で記念撮影に臨んだ。夜遅くまで取材対応などがあり「2時間しか寝られなかったから、今すぐ眠りたい」と冗談交じりで語り、ウィム・フィセッテ・コーチらチームの仲間とも写真に納まった。「オレンジと黄色と黒が好きなので」と選んだショート丈の鮮やかな装い。ト
13日夜に福島、宮城両県で最大震度6強を観測した地震は、2011年3月に起きた東日本大震災の余震とみられている。本震から間もなく10年となるが、余震活動は依然続き、体感できるものだけで計1万4000回を超えた。「1000年に1度」の巨大地震による影響は収束が見通せず、専門家は今後も注意を呼び掛ける。【関連記事】・・・今回の地震は13日午後11時7分、東日本大震災の震源から南西に約110キロの福島県沖の海底で発生した。地震の規模はマグニチュード(M)7.3。震度6強の余震は、東北地方で一時約400万戸が停電した11年4月以来となる。気象庁は本震の震源域を含む青森県沖から千葉県沖にかけての南北約600キロ、東西約350キロの範囲を「余震域」に当たるとし、域内で震災後に起きた地震は全て余震とみなしている。同庁の観測によると、21年2月11日までに震度1以上の余震は1万4590回。そのうちM6.0
ロシアの衛生当局は、高病原性の鳥インフルエンザウイルス「H5N8型」のトリからヒトへの感染が世界で初めて確認されたと発表しました。一方で「ヒトからヒトへの感染が確認されたわけではない」と平静を呼びかけています。 ロシア福祉監督庁のポポワ長官は20日、高病原性の鳥インフルエンザウイルス「H5N8型」のトリからヒトへの感染がロシア国内で確認され、WHO=世界保健機関に報告したと発表しました。 去年12月にロシア南部で感染が拡大した際、養鶏場の従業員合わせて7人からウイルスが検出されたということで、感染した7人は一時体調を崩したものの、その後回復したということです。 ポポワ長官は「H5N8型」のウイルスのトリからヒトへの感染が確認されるのは世界で初めてだとしています。 一方で、ポポワ長官は「ヒトからヒトへの感染が確認されたわけではない。ウイルスが突然変異すればヒトからヒトに感染する可能性はあるが
今大会の大坂選手の強さのカギを握っていたのが、オフシーズンに特に重点的に強化したというサーブの「リターン」です。今大会、1試合のリターンの返球率は最高で80%を超え、高い精度で相手にプレッシャーを与えることが試合を優位に進める要因の1つになりました。 サーブを得意とする大坂選手がリターンも武器にできれば相手の脅威になることから、ウィム・フィセッテ コーチは「正しいリズムをつかみ自信を与えるため、何回も練習を繰り返してきた」と振り返ります。 少ないミス 今大会はミスの少なさも際立ちました。 大坂選手は攻撃的なショットに安定性を加えたプレーを求めて練習を積んできました。 今大会は多くの試合で、相手をボールに触れさせずにポイントを奪うショットが、単純なミスの数を大きく上回りました。 この数字についてフィセッテコーチは「なかなか出せないすばらしい数値だと思う。フィジカル強化の努力もあって、ショット
テニスの四大大会、全豪オープン女子シングルスの決勝で大坂なおみ選手が、アメリカの25歳、ジェニファー・ブレイディ選手にセットカウント2対0のストレートで勝って2年ぶり2回目の優勝を果たしました。四大大会の優勝は、去年の全米オープン以来4回目です。 世界ランキング3位の大坂選手は、20日の決勝で世界24位のブレイディ選手と対戦しました。 対戦成績は大坂選手の2勝1敗で、直近では去年の全米オープンの準決勝で大坂選手が勝っています。 20日は第1セット、お互いに深く攻撃的なショットを打ち合う激しいストローク戦となりましたが、サーブにミスが出た相手を大坂選手が鋭いリターンで崩し、6-4で取りました。 第2セットは、勢いに乗った大坂選手が力強いショットを見せてラリーで主導権を握る場面が増え、相手のサービスゲームを2つブレークして立ち上がりから一気に4ゲームを連取しました。 第5ゲームでは、ラインギリ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く