このメリーランドには、アナポリス米海軍大学校がある。米海軍の将校を育てるところだ。ウチのが立っているのはウエスト通りという。向こうに大学校の教会の尖塔が見える。伊勢爺には三度目の訪問だ。たいへん伝統のある町である。ここの人々は保守的だが、紳士淑女であることが基本なのだ。紳士であることが海軍精神だからだ。日本海軍(海自)の精神も同じだ。伊勢平次郎 メリーランドにて、、 大学校の庭に鴨の夫婦が並んでいた。まことに平和である。「守りがあってこそ、平和あり」ということだ。 このワタリガニ(BLUE・CLAB)の鋏に指を斬られた。お返しに茹でてあげたよ。コロラド生まれの子供たちは蟹を見たことがなかったのだ。殻を割って、ミを取って、バターに漬ける。「おいしい」と一斉に言った。 アナポリス米海軍大学校の玄関に旧日本海軍の魚雷が置いてあった。爆薬500キログラム。世界最大であると。もう一本は、沖縄戦で日本