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ブックマーク / xtech.nikkei.com (6)

  • プロセスやルールはどうする?

    難関1で示したCIの流れは、あくまでツールの処理である。CIではさらに、開発者が行うプログラミングなどを含めたプロセスやルールが必要になる。これが、二つ目の難関である。 もともとCIは、アジャイル型の方法論の一つである「XP(eXtreme Programming)」で提唱されたプラクティスである。このため短い期間で開発・テスト・実装を繰り返すアジャイル型の開発プロセスと相性がよい。というより、アジャイルではCIの導入はほぼ必須だ。とはいえ、ウォーターフォール型の開発プロセスには適用できないかといえば、そんなことはない。ウォーターフォール型でも導入は可能で、同様のメリットを得られる。 基的に、アジャイル型とウォーターフォール型でCIのプロセスやルールに違いはない。ただしデリバリーまで含めたCD(Continuous Delivery:継続的デリバリー)と呼ぶ手法を実践する場合はアジャイル

    プロセスやルールはどうする?
    suzukit86
    suzukit86 2013/10/09
  • [運用を自動化する「Chef」]Rubyベースの手順書で管理

    システムの設定・運用作業を自動化するオープンソースソフト「Chef」が注目を集めている。作業手順はRubyベースのコードで記述。その内容が管理対象サーバーに反映され、常に状態が維持される。開発担当者と運用担当者が協力して作業する「DevOps」に向く。 「Chefはなくてはならない存在」。こう話すのは、サイバーエージェントの並河祐貴氏(アメーバ事業部ピグディビジョン)だ。並河氏はオンラインゲームのアメーバピグ事業で、システムの設定・運用を自動化する「Chef」を利用している。2010年から徐々に適用を拡大し、今ではChefを使って約1000台のサーバーを運用している。「今年10月にデータセンターを移設した際、1日当たり200台ものサーバーの設定を変更した。それが実現できたのはChefのおかげ」(並河氏)という。 並河氏だけでなく、国内でChefに注目するエンジニアは増えている。「セミナー

    [運用を自動化する「Chef」]Rubyベースの手順書で管理
  • Lesson4:相手が信頼できることを確かめる「サーバー証明書」とは?

    Lesson4では,通信相手のサーバーが信頼できるかどうかを確認するしくみを見てみよう。ここでは,サーバーがクライアントに送信する「サーバー証明書」に注目する。 証明書には「署名」が付いている サーバー証明書は,サーバーの管理者が,「認証局」と呼ばれる組織に申請して発行してもらう(図4-1)。サーバー証明書には,サーバー運営者の組織名,認証局の組織名,証明書の有効期限,サーバーの公開鍵などの情報が書き込まれている。さらに,サーバー証明書には認証局の署名が付いている。署名とは,証明書の内容をハッシュした値を,認証局の秘密鍵で暗号化したデータである。 図4-1●「サーバー証明書」と「署名」とは? サーバー証明書は,サーバーの各種情報が書き込まれた情報で,サーバーの公開鍵が含まれている。サーバー証明書には,認証局の署名(証明書を認証局の秘密鍵で暗号化したデータ)が付いている。 [画像のクリックで

    Lesson4:相手が信頼できることを確かめる「サーバー証明書」とは?
  • なぜテスト自動化が必要なのか?

    読者の皆さんは、今の手作業のテストに問題がなければ、無理に自動化する必要はないと思うかもしれません。そのような方にもテスト自動化をお勧めする理由を、三つ挙げてみます(図1)。 (1)大規模・複雑化 vs 短納期・低コスト 最近のシステムがどんどん大規模化かつ複雑化しているのは、改めて言うまでもないことと思います。システムが大規模化、複雑化すれば、その分テストする量も増えるのが普通です。増えたテストをするには、より多くの時間をかける、あるいはテストする人を増やすなどの対応を取りたくなります。 ただし一方でシステム開発には、短納期、低コストという制約が立ちはだかります。限られた期間、予算の中で多くのテストをするためには、テストを自動化し、効率を上げることが解決策の一つとなります。 (2)多様なデバイスの登場 最近はスマートフォンやタブレット型端末などさまざまなデバイスが登場し、人々のライフスタ

    なぜテスト自動化が必要なのか?
  • テスト自動化の現状

    ソフトウエアは、いわゆる「IT化」によって人々の生活を便利にし、業務を効率化することに貢献してきました。しかしその一方で、ソフトウエア開発自体はIT化が進まず、人の力に頼って泥臭く仕事をする状態が続いてきました。 そのような状況を打破しようと、ソフトウエア開発の現場にも自動化の波がようやくやってきました。中でも、ソフトウエアテストの自動化が注目を集めています。 テストは、単調で地道な作業をコツコツとこなさなければいけないため、自動化の実現が最も望まれる領域でした。そのため、多くのテストツールベンダーがツールを提供したり、オープンソースのツールが開発されたりしています。 テストツールの導入ガイドや知識体系ガイドが公開 テストツールを導入してテストの自動化を進める上で、必要な知識やノウハウに関する情報も充実してきました。最近の二つの活動を紹介しましょう。 NPO法人ASTER(ソフトウェアテス

    テスト自動化の現状
  • Lesson1:メール配信の全体像を知る,SMTPとPOP3を使い分ける

    メールのやりとりでは,送信と受信で別のプロトコルが使われている。送信に使われるのはSMTP,受信に使われるのはPOP3である(図1-1)。また,メール・サーバー間でメールを転送するときは,ドメイン名からIPアドレスを調べるDNSdomain name system)のしくみを使う。 図1-1●2種類のプロトコルを使ってメールを送受信する メールを送信し,相手が受信するまでには2種類のプロトコルを使う。一般的には,メーラーからメール・サーバーへの転送,およびメール・サーバー間での転送にはSMTPを使い,メール・サーバーからメールを取り出すときにはPOP3を使う。 [画像のクリックで拡大表示] このように,さまざまなしくみを利用してメールはあて先まで届けられる。Lesson1では,メール配信の全体像に迫ろう。 サーバー間の転送にもSMTPを使う はじめに,メールを送受信するのに必要となる,メ

    Lesson1:メール配信の全体像を知る,SMTPとPOP3を使い分ける
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