以前、初版をメモしましたが、これは第二版の方のメモです。初版にも同じ文面があったと思うけど。 ほとんどのプログラマはプログラム・テストということばの定義をあやまっており、それがプログラム・テストの貧困さの要因のひとつとなっているということがある。 「テストとは、エラーがないことをしめしていく過程である」とか、「テストの目的は、プログラムが意図された機能どおりに正しく動いてくれることをしめすことである」とか、「テストとは、プログラムが思い通りに動くことの確信を作っていく過程である」などである。これらの定義は、テストについての正反対の定義だといってもいい。 「第2章 プログラム・テストの心理学と経済学」だけでも、読むとお得です。以前、第2章だけ音読するという新人向け教育をやりました。初版も第2版も、西那須野図書館にあります。買わなくても西那須野駅のそばまでくれば読めるので、音読するといいよ。