2016年6月18日のブックマーク (5件)

  • ノア・スミス「貧困国の発展でおきた信じがたい奇跡」

    [Noah Smith, “The incredible miracle in poor country development,” Noahpinion, May 30, 2016] 世界のまずしい人たちの生活の質がすばらしく改善しているってことは,もう常識になってしかるべきだ.たとえば,いまや有名になった Branko Milanovic による「象グラフ」を見れば,近年,世界の所得分布のいろんな水準で所得が伸びているのがわかる: 【▲ 1988年-2008年および1988年-2011年の実質所得成長(2011年の購買力平価に基づく)】 このグラフをみると,過去30年あまりで,世界の貧困層と中間層は大幅に躍進し,豊かな国の中間層は停滞し,豊かな国のお金持ちもそこそこうまくやってきたのがわかる. また,Max Roser による貧困データもある.これを見ると,絶対的貧困は過去20年ほどで

    ノア・スミス「貧困国の発展でおきた信じがたい奇跡」
  • 発達障害児の受診支援へサポートカード:朝日新聞デジタル

    発達障害のある子どもが病院を受診するなどの際、特性を踏まえて接してもらおうと、川崎市は診察券サイズの「サポートカード」を作成し、区役所などで配り始めた。障害によっては医師らとコミュニケーションをとるのが難しく、あらかじめ子どもの特性を記しておき、配慮を求める。 市によると、自閉症やアスペルガー症候群、学習障害といった発達障害のある子どもは、自分がしてほしくないことをうまく説明できないなどの場合がある。このため病院や理美容院で、「しつけができていない」と叱られてしまうといったケースがあるという。 カードの表には障害の特性への理解や協力を求める文書が記され、裏には子どもの氏名や生年月日などに加え、「診察時に予告なく口を開けられると大声をだすことがある。触れる前に声かけを」「診察室で何をするのか、いつ終わるのかを目に見える形で伝えて」といった「知っておいてほしいこと」を書き込めるようになっている

    発達障害児の受診支援へサポートカード:朝日新聞デジタル
  • 「つらみ」の分析 - それより牛丼の話しようぜ!

    名詞化接尾辞「-み」についての仮説色々。何度か追記しました。 今年のはじめくらいからよくみるようになった「死にたみ」「つらみ」「ねむみ」といった表現について、接尾辞の観点から色々考えてみました。 僕のTLでこの表現そのもののニュアンスが話題になったこともあって、ちょっと気になっていたので。 1は分析道具の紹介なので、分析結果だけ関心ある人はいきなり2から読んでもらってもかまいません。 1 名詞化接尾辞「-み」の生産性と特徴について 先ほど挙げた例で使われている表現の共通点は、形容詞(助動詞「-たい」も含む)に名詞化接尾辞「-み」を付与したものだということ。この派生過程自体は、通常の「-み」の用法と同じであり、特に違反性はない。例えば「あたたかみ」「赤み」「苦み」などの表現は一般的に用いられており、また独立した語彙として辞書に記載されているものもある。なぜ、一見同様の派生条件を持っているにも

    「つらみ」の分析 - それより牛丼の話しようぜ!
    symbioticworm
    symbioticworm 2016/06/18
    うまあじ派はばかだな(違
  • 抑圧をはねのける生き生きした子どもたち〜『裸足の季節』(ネタバレあり) - Commentarius Saevus

    デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン監督の映画『裸足の季節』を見てきた。 舞台はトルコ北部のド田舎の村。両親がおらず、祖母の保護のもとで暮らしている若く美しい五人姉妹は自由にのびのびと育っていたが、娘たちが結婚できそうな年齢になってきて、封建的なエロルおじが姉妹を家に閉じ込めてしまう。外部と通信するための装置やおしゃれなものは全部捨てられ、娘たちは地味な服を着せられて良教育を受けさせられる。長女で意志が強く華やかなソナイ(イライダ・アクドアン)はもとからの恋人であったエキンと結婚できたが、大人しい次女セルマ(トゥーバ・スングルオウル)はよく知らないオスマンと結婚させられ、初夜に出血がなかったせいで病院に連れて行かれる。三女のエジェ(エリット・イシジャン)はおじから性的な虐待を受けており、結婚させられることになるが、だんだん精神的に不安定になり、行きずりの男とどう見てもすぐ見つかりそうなところで

    抑圧をはねのける生き生きした子どもたち〜『裸足の季節』(ネタバレあり) - Commentarius Saevus
  • 「性的少数者の差別禁止」自民が初見解 同性婚容認せず:朝日新聞デジタル

    自民党は、「法の下の平等」を定めた憲法14条に照らし、性的少数者への差別が禁止されているとする見解を初めて示した。同性婚などに否定的な姿勢は従来と変わらない。参院選を控え、党内の「失言」を封じる狙いもありそうだ。 参院選公約で初めて性的少数者らへの「理解増進」を掲げたのを受け、自民党政務調査会などが、党内の啓発用に問答集とパンフレットを作った。 問答集では「差別の解消や禁止には取り組まないのか」という質問に対し、性的指向(好きになる性)と性自認(性別に関する自己認識)について「憲法14条の趣旨に基づき、当然含まれているものと解するべきだ」との見解を示した。 そのうえで、差別を禁止する立法措置は「かえって当事者が孤立する可能性がある」などとして否定。学校・職場でのいじめやハラスメント、採用や解雇を巡る不当な取り扱いなどには「既存の枠組みを活用することで対策を講じる」とした。 また、地方議会で

    「性的少数者の差別禁止」自民が初見解 同性婚容認せず:朝日新聞デジタル
    symbioticworm
    symbioticworm 2016/06/18
    相変わらずジェンダーフリーへの印象操作にご執心のようだが、ジェンダーフリーは生物学的性差の否定ではない。生物学の知見からは是認されない不合理な性差別的慣習を取り除くことであり、それは全員の利益に繋がる