柴田悠(しばた・はるか)/1978年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。博士(人間・環境学)。2017年5月に双子が生まれ、2018年1月まで育児休業を取得。著書に「子育て支援が日本を救う――政策効果の統計分析」(勁草書房)、「子育て支援と経済成長」(朝日新書)など。社会政策学会学会賞受賞この記事の写真をすべて見る 育児をするなかで、初めて「後悔する」ということを知った。柴田悠さんはいまの思いをそう綴る (※写真はイメージ) どうしたら人々が幸せに生きられる社会をつくることができるのか?「幸せ」をテーマに研究を続ける社会学者、京都大学准教授の柴田悠さん(39)は今年5月に双子が生まれ、約半年の育児休業を取得している。夫婦2人で2人の子どもの育児に奮闘する日々の中で、初めて「後悔」を味わっているという。子育てで何が変わるのか。男性社会学者が考えた。 * * * もともと私は、
![京大の男性准教授が育休を取って知った“後悔”とは 連載「子育て世代の幸福論」(柴田悠)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bacc3bcf03775fb3f2cbfbc5dc471d8259fe17c3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Faeradot.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fa%2F8%2F1200xm%2Fimg_a8610294b2d70394edbd3b97124f968927604.jpg)