ネバダ州が運営する児童精神科の施設で放し飼いにされていたウサギの死体。この場所では800匹以上のウサギが暮らしており、その多くは捨てられたペットだ。そのうち30匹が毒殺されているのが発見された。(PHOTOGRAPH COURTESY OF BUNNIES MATTER) 毒殺されたウサギ数十匹が発見された。2月18日、米ネバダ州ラスベガスにある児童精神科施設デザート・ウィロー・トリートメント・センターの外でのことだ。 同センターでは数年前、患者の癒やしになればと考え、ウサギ2匹を放し飼いすることにした。2匹は繁殖し、その子供たちも繁殖した。すると、人々が引き取り手のないペットのウサギを連れて来るようになった。今では、専門のボランティアグループが結成され、ウサギたちの餌やりから世話、救助までを担っている。グループは数百匹のウサギを収容できる保護区をつくり始め、完成に必要な資金をほぼ調達し終