京都府立総合資料館と立命館大学アート・リサーチセンターは、2005年度より資料利用の活性化を図るため共同研究をスタートさせました。総合資料館所蔵の貴重な歴史・文化資料をデジタル化して、インターネット上で公開することにより、広く世界中で閲覧を可能とし、だれもが容易に京都の歴史や文化研究を進められるようにしたいと考えています。 今回は、「珍事集」と「堂本寒星旧蔵芝居番付」を対象としています。「珍事集」は、幕末から明治期にかけての「かわら版」で、当時の世相、風俗を知る上で大変貴重な資料です。また、「堂本寒星旧蔵芝居番付」は、上方歌舞伎、芸能研究で大きな業績をあげた堂本寒星氏が収集された江戸時代後期から昭和前期にかけての「芝居番付」で、特に京都の演劇史を研究する上で大変貴重な資料です。 本サイトでは、立命館大学21世紀COEプログラムの「書物と絵画プロジェクト」が開発した書籍閲覧システムによって公