【香港時事】香港紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストは13日、消息筋の話として、中国の江沢民前国家主席(84)は6月に体調を崩して入院したが、同月中に退院し、回復しつつあると報じた。 同紙によると、江氏は発熱などのため北京の人民解放軍301病院に一時入院したが、心臓発作や卒中のような深刻な病気ではなかった。 1日の中国共産党創立90周年祝賀大会は医師団の勧告で欠席。先週、死亡説が流れた当時は自宅で療養していたという。 【関連記事】 「死去説はデマ」と立証か=江沢民氏の妹、出張中−中国 新華社、江沢民氏の死亡情報を否定=「容体は深刻」と消息筋−中国 江氏死亡説封じに躍起=容体なお「危ない状態」−中国 【特集】中国海軍〜その秘められた実力〜 中国政府も「教育」しきれなかった「酒乱船長」後日談