あいかわらず山口母子殺害事件への関心が高く、それがブログへの集中豪雨的なアクセスとして結果している。今回は三日間の審理で五年半ぶりに加害者による証言があり、またその証言があまりに異常で倒錯した内容だったため、一か月前の前回を上回る大量の検索訪問が放置ブログの過去記事に殺到した。この事件と裁判への社会的関心は、決してマスコミが無理に演出しているものではない。マスコミが意図的に世論を操作扇動しているのではなく、むしろ逆で、世間の関心の高さと圧力に引きずられて、報道番組やワイドショーの主要素材に組み入れているのである。視聴率が取れるのだ。正義の象徴である本村洋と邪悪の象徴である安田好弘を画面に映し、そのコントラストを定番映像として放送することで、他のニュースソースを編集するよりも高い視聴率を稼げるのである。マスコミが一方的に作り出している関心ではないという事実は、まさにインターネットの中で事件と
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