そのユーモラスでおっとりした外見から、カバは「穏和で動きの鈍い草食動物」という印象を持っているおともだちもいると思うんだ。カラパイアを見に来ているようなアニマリストのおともだちならご存知のように、実は野生のカバは獰猛な一面を持っているんだ。 カバは主にサハラ砂漠からナンビアにかけての南アフリカに生息、体長3〜4メートルで、陸上動物としては、ゾウに次ぐ重さであると言われているんだ。一族が群れをなして集団生活を営み、自分たちの縄張り(テリトリー)保持欲がとても強い動物でもある。 そんなカバのテリトリー内にうっかり入ってしまったワニ。アグレッシブなことで知られるワニと言えども、カバの集団にかかってはもう、なすすべもないわけなんだ。 【Крокодил против стада бегемотиков, кто кого?】 野生のカバは、自分の縄張りに侵入したものは、同じカバのみならず、ワニや人