はじめに トッド30代の代表的著作、『第三惑星』(1983)と『世界の幼少期』(1984)を1冊に併せた大著。 世界の人々のイデオロギーは、実はその地域の「家族システム」に規定されている! この驚くべき仮説は、その後学界に激しい議論を巻き起こした。 しかしトッドの膨大かつ網羅的な実証研究は、今日、この仮説をかなりの程度実証しているように思われる。 トッドの説には、かつて「決定論」との批判が寄せられた。しかしトッドは言う。これは空想的な決定論などではなく、十分検証可能性に開かれたものである、と。 そして、世界のある種の「法則」を知ることは、悲観的な決定論などではなく、むしろ未来を予測し制御することにつながるのだと主張する。 「重要なのは、決定作用を理解するのは、その束縛から逃れるためであり、決して完璧ではあり得ないながらもより大きな自由へ向けて進むためであるということである。」 トッドの理論
前巻で、中国、日本、インド、東南アジアの「家族システムの起源」を明らかにしたトッドは、続く本巻で、ヨーロッパおよび中東の解明に挑む。 まるで推理小説を読んでいるように、圧倒的に面白い。 ただし、前巻の中国や日本に比べると、本巻で取り上げられるヨーロッパや中東は、周辺地域との影響関係があまりに複雑すぎて、トッドのような解釈で本当にいいのか、判断しづらいところもある。今後の検証が望まれるところだ。 いずれにせよ、本書は、トッドの集大成にして最高傑作と言うべきものだ。 こんなにもスケールの大きな知的興奮を味わわせてくれる本は、そう多くはない。 1.直系家族ヨーロッパ ヨーロッパもまた、その原初における家族システムは「双系制」の「核家族」だった。 ところが10世紀末になって、この地にも直系家族が登場し始める。 フランク王国に、長子相続が現れたのだ。 前巻で見たように、中国で直系家族が現れたのは殷や
はじめに 「人類のイデオロギー(価値観)は、その生まれ育った国や地域の家族システムに規定されている!」 トッドが30代の時にこの驚くべき理論を提示してから、はや40年が経過した(トッド『世界の多様性』のページ参照)。 これまで、彼はこの家族システム理論をはじめ、出生率や識字率などのデータから、世界の行く先をさまざまな形で「予言」しまた的中させてきた(『移民の運命』『文明の接近』『帝国以後』『デモクラシー以後』のページなど参照)。 本書は、そんな家族人類学者トッドが、長年の研究を通してついに明らかにした、世界各地の「家族システム」の起源とその変遷を描き出した作品だ。 世界の多様な家族システムは、なぜ、そしてどのようにして今の形になったのか? 30代の頃のトッドは、家族システムの多様性はまったくの偶然によって成立したと考えていた(『世界の多様性』)。 しかし研究を進めるにつれて、彼は、それがあ
お使いのInternet Explorerは古いバージョンのため、正しく表示されない可能性があります。最新のバージョンにアップデートするか、別のブラウザーからご利用ください。 Internet Explorerのアップデートについて 今月21日未明に、心不全のため66歳で急死した俳優の大杉漣さん。 「第一報が通信社から流れたときは、思わず“嘘だぁ”って声がスタッフルームにもれましたね」 情報番組ディレクターが驚きを隠さない唐突の訃報。病歴や体調異変などが報じられたことがないだけに、衝撃的なニュースだった。 すぐさま、取材記者が動き出すが、遺族に対してフジテレビが無茶を押し付ける取材場面があったという。 「何はともあれ、まずは自宅に行くということで、都心にある一軒家に各局の取材クルーや新聞記者さんが集まりだしたんです。しばらく張り込みをしていると、長男でカメラマンの大杉隼平さん(35)が、仕
エリザベス・スウェイニー(スキー女子ハーフパイプ) ためらいはあった。この欄で果たして取り上げる価値があるのか。一流のアスリートが競い合う五輪の夢舞台を汚していないか。 しかし、彼女が平昌の雪面に残した奇異な爪痕は、SNSの拡散力で、瞬く間に世界を駆けめぐった。 フリースタイルスキー女子ハーフパイプに出場したエリザベス・スウェイニー、33歳。19日の予選で24人中、最下位に終わった。 当然だ。ほかの選手が半円筒状のコースで空中に飛び出し、その高さや回転技を競う中、彼女はほとんど何の技も披露しなかった。おそらく、出来なかった。スキー歴8年。高さ約7メートルとビルの2階ほどの雪の壁を滑り上がり、空中に飛び出すなんて、ある程度のスキー経験者でも恐怖だ。 そもそも、彼女はなぜ、出場権を得られたのか。 前回のソチ大会から採用されたこの種目は選手層が薄い。W杯で30位以内などの基準(1カ国・地域最大4
59. ユルい名無しさん 2018年02月23日 15:54 この人がいけるならたぶんオードリーの春日もできる気がする どうせならなんか笑えるボケを入れて欲しかったわ しかし30人以下の大会を狙うって発想がもう芸人やw 60. ユルい名無しさん 2018年02月23日 15:55 この手間とお金を考えたら情熱は他のオリンピック選手と変わらないのかもしれない 61. ユルい名無しさん 2018年02月23日 15:56 よく考えて努力したやん おめでとさん 62. ユルい名無しさん 2018年02月23日 15:59 やったもの勝ちだなこれは 21世紀のコロンブスの卵 63. ユルい名無しさん 2018年02月23日 16:11 意味がわからない この選手より上手い選手いなかったのかな? 本来ならこの選手より上位のヤツが出てくるはずじゃね? 64. ユルい名無しさん 2018年02月23日
東京湾アクアラインは、クルマ好きにとっては特別な道だ。約10kmの海底トンネルと約5kmの海上橋梁、合計15kmはすべて直線。15kmの直線という点だけを見ても、世界的にかなり珍しい。途中の人工島「海ほたる」からは、東京湾の中央からの絶景が望める。海ほたるPAは世界唯一の海上パーキングエリアで、観光資源としての価値も高い。世界に誇る日本の財産と言ってもいいだろう。 このアクアラインが、昨年末、開通20周年を迎えた。 現在は1日平均4万6000台のクルマが走り、週末ごとに渋滞するアクアラインだが、20年前は片道4000円という超高額料金ゆえに、無人の野を往くが如しであった。おかげでアクアラインは、非日常のサイバーパンク空間となった。直線が続いて眠くなるどころか、クルマ好きは大いに興奮し、目玉ギンギン状態でガラガラの海底トンネルを突っ走ったものである。 クルマ好きとしては「たまの天国」だった東
平昌五輪カーリング女子準決勝、日本(LS北見)―韓国戦を東大カーリングサークルが母体の「チーム東京」のメンバーがリアルタイム解説しました。延長にもつれ込む展開に、藤沢五月(26)らLS北見の5人を知り尽くす頭脳集団も大興奮でした。 おやつタイムもいいけど 試合が終わって10分以上経っても、チーム東京の2人、岩永直樹(33)と橋本祥太朗(30)の興奮は冷めやらない。 「これがカーリング。日本の方々もこんな試合を見られたら、おやつタイムだけでなく、カーリングの試合そのものを好きになってくれるはず」 「負けたけど、爽やかな気持ちにさせてくれた。日本は『やることをやった』と気持ちを切り替えて、明日の英国戦(3位決定戦)に臨んでほしい」 《延長の第11エンド》 第10エンドで追いついた日本は不利な先攻。しかし互角の展開に持ち込み、スキップ藤沢五月は冷静にセンターガードを置き、相手に重圧をかけた。 韓
February 24, 201800:38 【平昌五輪】カーリング女子、ちなみに続いてついにさつきちゃんも号泣 カテゴリその他スポーツ http://blog.livedoor.jp/nanjstu/archives/53023274.html【平昌五輪】カーリング女子、ちなみに続いてついにさつきちゃんも号泣 転載元: http://hawk.5ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1519398721/ 1: 風吹けば名無し 2018/02/24(土) 00:12:01.80 ID:vdghdx+M0 LS北見のスキップ・藤沢五月は、「ただ単に悔しい。負けてはしまったけど、いいゲームはできた。 気持ちを切り替えて最後の試合、精いっぱいベストを尽くしたい」と銅メダル獲得を誓った。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180
銃乱射事件の被害者である生徒らに、教師が銃をもてばどうかと尋ねたトランプ大統領(2月21日) Jonathan Ernst -REUTERS <米フロリダ州の高校で発生した銃乱射事件後、生存者の生徒たちがオンライン・ハラスメントにさらされている。殺戮を目の当たりにして、銃規制を求めているからだ> 米東南部フロリダ州パークランドの高校で発生した銃乱射事件後、銃規制強化を訴えてきた生き残りの高校生たちがオンライン・ハラスメントの被害に苦しんでいる。 極右のコメンテーターや団体、陰謀論の支持者らは、17人が殺害されたマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校の生徒たちをこぞって攻撃し、なかには「雇われた役者」「偽物の生徒」と批判する者まで現れた。 「パークランドで起きた悲惨な銃乱射事件の生存者を狙った暴言やハラスメントが横行している」ことは、ツイッター社も公式に認め、対策に乗り出した。偽物呼ばわり
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く