山口県光市の母子殺人事件差し戻し審の被告弁護団に対し、橋下徹弁護士がテレビ番組で懲戒請求を呼びかけた件について、同弁護団の4人が橋下弁護士に損害賠償を求めた訴訟。その第1回口頭弁論が9月27日、広島地裁であった。 毎週月曜日に橋下がレギュラーコメンテーターをつとめている『スパモニ』では、その模様を「弁護士同士の"場外乱闘"」と取り上げた。橋下はインタビューのVTRで「おかしな話に、広島なんかにわざわざ行けない」と相変わらず強気の弁。 橋下は27日第1回口頭弁論には出廷しなかった。そのことについて、「主張はすでに提出してある答弁書にまとめてある」として、出廷しなくても法廷で陳述したものとみなされる「擬制陳述」の手続きをとったと、ブログで説明している。また、次回も直接出廷しないで、「電話会議システム」を用いた手続きを利用するという。 「一般の人を盾に『自分は助かろう』と極めて許しがたい行為」と