永遠に存続する名著―『何がわたしをこうさせたか』金子ふみ子 - 関内関外日記 金子ふみ子の『なにが私をこうさせたか』を読んで、これはたいへんなものだと思ったが、「そこでエンドか!」というところで終わっているところもあり、それはそれでいいのだけれども、その後も気になるというものである。それでいろいろと読んでいて、松本清張が『昭和史発掘』という著書で「朴烈大逆事件」について書いているというので借りて読んでみた。まあ、ネットでもいろいろと拾えるけれども。 wikipedia:朴烈事件 新装版 昭和史発掘 (1) (文春文庫) 作者: 松本清張出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/03/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (21件) を見る 俺が借りたのはこの新装版ではなく、「陸軍機密費問題」、「石田検事の怪死」、そして「朴烈大逆事件」が収められてい