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ブックマーク / shinka3.exblog.jp (18)

  • ヒトは遺伝的多様性が高いので近親交配が危険 | 5号館を出て

    オープンアクセス誌の中で、無駄に厳しい査読をしないということで、ある意味で心配もされていたPlosOneに、またおもしろい論文が載りました。 The Role of Inbreeding in the Extinction of a European Royal Dynasty 日語でのニュース報道もあったので、ご覧になった方もいるかもしれません。 スペイン・ハプスブルク家、断絶の原因は「近親婚」か 研究結果 せっかくですので、論文を中心にご紹介してみます。ただし、私は世界史に(も)弱いので、歴史的記述には誤りがあるかもしれませんので、ご指摘願えると幸いです。話の内容は、日でも結構有名な顎と下唇を持ったハプスブルグ家の家系、特に1700年に途絶えたスペイン・ハプスブルグ家のことです。 これは最後のスペイン国王であるカルロス2世で、Wikipediaによると「先端巨大症のため、咀嚼に影響

    ヒトは遺伝的多様性が高いので近親交配が危険 | 5号館を出て
  • 研究の作法を誰が教えるか | 5号館を出て

    今日は北大の一般入試の後期試験のため、朝は7時前に家を出ました。東区(といっても我が家の近辺が特にひどかったようですが)は、15センチ位の積雪があったため自転車はあきらめて歩いていると白く見えたものは降っている雪ではなく、朝になって気温が下がってきたためかだんだんと濃くなっている霧でした。 今日の試験を最後に、次年度の新入生が最終的に決定することになるのですが、今どきの大学新入生に今まであまり書いたことのないレポートというものを課すると、そもそも何を書いて良いのかわからない、書き方がわからないということで、多くの学生はまずはインターネットで探したものを露骨にコピペしてきます。 最初のうちは、コピペがばれると思ってか、文章をどこから持ってきたかという情報を書いてこない学生が多いのですが、インターネットから引用するのは構わないから必ずどこにあった誰の文章から引用したということを示すようにという

    研究の作法を誰が教えるか | 5号館を出て
    synonymous
    synonymous 2014/03/12
    “次々と魔法のような(彼らが常日頃欲しいと思っていた)データを出してくる若い筆頭研究者が自分たちの業績作成マシーンのように思えて、チヤホヤしてしまうというようなこともあるかもしれません。”
  • 誰でも不正を暴ける情報公開という仕組み | 5号館を出て

    震災・原発事故の復興予算をあちこちの省庁が、まさにシロアリのように流用しながらい荒らしているという話を最初にスクープしたのはNHKスペシャルだったのではないかと記憶しています。大手のマスコミではなく、NHKのニュース部門でもないNHKスペシャルのスタッフが復興予算の流用を暴いたのは情報の公開を要求して、地道に調べあげた努力の結果だと思っていたのですが、そもそもその情報が公開されていなければ暴くことはかなわなかったところを、政権交代の結果民主党が(ある意味、調子に乗って)公開するようにルールを変えたということがあったのでそれが可能になったということを、今朝の朝日新聞の記者さんの書いた論評で知りました。 〈記者有論〉復興予算流用 透明化したから失態見えた ■三輪さち子(政治部) とても興味深い記事なので、一部引用させてもらいます。これは数少ない政権交代の意義だ。 流用問題が明るみに出たのは、

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  • ついに発見された光合成植物の脊椎動物細胞内での共生 | 5号館を出て

    私が良く学生に出す質問のひとつに、無脊椎動物ではたくさん光合成植物を細胞内共生させて光合成の恩恵にあずかっているものがいるのに、なぜ脊椎動物ではそれが発見されていないのか、というものがあります。今まで発見されていないのだから、非常に稀なことは間違いないとしても、実は脊椎動物ではなんらかの共生できない理由があるのかもしれないということを考えてもらいたいという問題です。 ところがなんと日発表になったPNASのオンライン早版には、その「常識」が打ち破られる論文が出ていました。サンショウウオ(spotted salamander (Ambystoma maculatum))の細胞の中で光合成する緑藻(green algae (“Oophila amblystomatis”)です。 Published online before print April 4, 2011, doi: 10.1073/

    ついに発見された光合成植物の脊椎動物細胞内での共生 | 5号館を出て
  • 哺乳類トガリネズミと爬虫類ドクトカゲの毒タンパク質の収斂進化 | 5号館を出て

    毒を持つ哺乳類は数少ないのですが、前にハイチソレノドンという巨大な毒をもつトガリネズミ(?)を話題にしたときにcomplex_catさんから「毒を持つ哺乳類には,いわゆる単孔類に属するカモノハシと,この虫類に属するブラリナトガリネズミ Blarina brevicauda がおります」と教えていただきました。今回はまさにそのブラリナトガリネズミの登場です。 こちらがブラリナトガリネズミです。かわいい顔をしているので、まさか毒があるとは思えないところが危険です。 (CC) Wikimedia このトガリネズミの毒は唾液腺から出される強いタンパク分解酵素活性を持ったカリクレインと呼ばれる酵素に似ており、もともとはおそらく消化酵素として使われていたものが毒に進化したもののようです。酵素が毒に変わった時に起こった変化を調べてみると、酵素のタンパク分解活性中心付近にいくつかのペプチド配列(遺伝子で

    哺乳類トガリネズミと爬虫類ドクトカゲの毒タンパク質の収斂進化 | 5号館を出て
    synonymous
    synonymous 2009/12/30
    「脊椎動物ではタンパク分解酵素が毒の祖先で、それが毒になるには似たような進化(収斂進化)が起こるという共通の原理があるのでは」蛇毒もセリンプロテアーゼだしねぇ。
  • 公開でプレゼン・ディスカッションできる場で敗退した文科省 | 5号館を出て

    今日は文科省関連の事業仕分け作業があるというので気になっていたのですが、最後の2つはネット中継をみることができました。テニュアトラックやポスドク支援など若手研究者支援関係のものについては、ネット上で録音したものが配布されていたので、それをだいたい聞きました。 今感じていることは、こうしたチャンスをもらったにもかかわらずきちんと自分たちの予算を守る論戦を張れなかった文科省は最悪だったということです。話を聞いていると、どうやら今までにも行政刷新会議と何回かやりとりがあったようで、今日もどういうことを訊かれるかはだいたい予想できていたはずです。 それでいながら、あのていたらく 国立大学を事実上経営している機関ですから、いわば我々の上層部にあたる方々です。我々の生殺与奪を握っている予算に関して、胸を張ってどのくらい重要なものであるかを、いわば素人の委員達を蹴散らしてもらわなければ、我々としては頼る

    公開でプレゼン・ディスカッションできる場で敗退した文科省 | 5号館を出て
    synonymous
    synonymous 2009/11/14
    プレゼンの上手い大学教授でも呼んできたほうがずっとましだったと思うのです。
  • 認知神経科学者の霊感商法 | 5号館を出て

    一年以上前から告発を受けており、地元のメディアに取り上げられたこともあり、ある意味では前から「有名」だった事例ですが、このたびようやく大学が動きました。 「神世界」霊感商法:北大准教授が勧誘 諭旨解雇処分に 有限会社「神(しん)世界」(部・山梨県甲斐市)による霊感商法事件で、北海道大は30日、北大電子科学研究所の小山幸子准教授(44)=認知神経科学=が自らの立場を悪用して勧誘行為をしていたとして、諭旨解雇処分にした。 北大によると、小山准教授は04年3月から08年秋ごろまで、札幌市中央区で所有するマンションを、「御霊光」と呼ばれる手かざし行為などを行うヒーリングのサロンとして神世界に提供。脳機能に関する専門知識や国立大准教授という立場を示し、訪れた人にヒーリングや高額商品購入などを勧誘した。また、サロン内では、神世界の解説書とされる「神書」の説明を行うこともあったという。 いやしくも脳科

    認知神経科学者の霊感商法 | 5号館を出て
    synonymous
    synonymous 2008/12/31
    疑似科学にはまる先生はよく見かけるけれど、ガチオカルトまで行く先生は珍しい。
  • 文科省の意図を越えた大学の節約ぶり | 5号館を出て

    昨夜の記事だと思いますが、決して喜ぶべきニュースではないと思います。 毎日jp: 大学人件費:05年度比6.8%減 目標超える削減ペース 先日も書いたように、法人化以降、国立大学の運営交付金は毎年1%ずつ削減されています。運営交付金には人件費も含まれていますので、1%ずつ運営交付金が削減されても、従来どおりの運営(教育と研究)を続けようとすると、人件費の削減がもっとも効果的ということになります。北海道大学の場合だと教職員が約4000名いますので、あまりにも雑な計算ではありますが、毎年40人ずつ辞めても補充しなければ、それは達成されます。 しかし、10年で1割400名の人員削減というのは、想像しただけでも寒くなります。 平成19年度に出た北海道大学の報告書によると、18年度の教員数が2144名で。職員数が1954名となっています。16年度は教員数2166名、職員数1888名となっているので、

    文科省の意図を越えた大学の節約ぶり | 5号館を出て
    synonymous
    synonymous 2008/07/30
    大学人は役人の顔色伺いすぎなんだよ。ま、仕方ないか。「良い子」の成れの果てだもんな!ちっとは、農民や漁民や共産党を見習えってんだ。
  • 鹿児島大学の事件 | 5号館を出て

    鹿児島のローカル記事としてしか取り上げられていないようですが、心の痛む記事です。 自殺の鹿児島大助教、論文14件で不正 鹿児島大学は16日、実験データを改ざんした医学論文を米学会誌に発表していた同大学病院の助教(当時38歳、問題発覚後に死亡)が、14件の論文でデータを改ざん、捏造(ねつぞう)していたと発表した。 ・・・・・ 一連の研究では、文部科学省から計660万円の補助金が出ており、同大は返還を申し出ているという。 助教は問題発覚後の昨年11月に死亡。遺書が残されており、自殺とみられる。 (2008年5月17日 読売新聞) 鹿児島大学のホームページに説明が出ています。 [08.05.16] 学長告示(学術論文等における不正行為について) 元医学部・歯学部附属病院助教が執筆した論文のデータにおいて改ざん等が明らかになり、その後の事実関係調査の結果、同助教が著者となった論文14編について、デ

    鹿児島大学の事件 | 5号館を出て
    synonymous
    synonymous 2008/05/21
    『この助教の方ひとりだけの責任というのはどうも腑に落ちません』
  • 肺の退化したカエル | 5号館を出て

    (よく見ると、前足の指に爪があるみたいです。それも、とても不思議です。) 原著論文が日4月8日発行の Current Biology に出ていると書いてあるのですが、見つかりません。仕方がないので、ナショナルジオグラフィックの記事からご紹介します。 カエルの学名は Barbourula kalimantanensis。肺がないということは、皮膚呼吸だけで生きているということになります。このカエルは最初1978年に発見されていたのだそうですが(名前もその時についていたのだと思います)、その15年後に採集されたものと合わせて、たった2個体の標しかなかったので、今までには解剖されていなかったようです。お金があれば、今なら小動物用のCTスキャンなども使えるのでしょうが・・・。 今回、ある程度の個体数が取れたので、解剖をしてみたところ「肺がない」という大発見になりました。 陸上の四足動物で肺を持

    肺の退化したカエル | 5号館を出て
  • 献体が増加していることをどう考えたら良いのか | 5号館を出て

    しばらく前のニュースになり、もはやニュースソースだった読売オンラインの記事も消えてしまいましたが、医学系の学生の人体解剖実習に使われる遺体の献体が増えているのだそうです。孫引きになりますが、読売オンラインからの引用を転載します。 大学の医学部に、献体を申し出る人が増えている。解剖実習は医師免許を得るために欠かせない課程の一つ。大学はかつて献体集めに大変な苦労をしたが、最近では希望者が多すぎて登録の制限を始めたケースもある。世の中、何が変わったのか。 私が学生の頃は、解剖実習のための献体が集まらず、医学部解剖学教室の助手の主要な仕事のひとつが遺体の手配だったと記憶しています。医師は、自分たちが教育を受けることができた献体事業に感謝の意を表明するために、白菊会という献体のための組織に入会することが義務づけられているという話も聞いたことがあります。 実は、私が大学院にいた頃の理学部動物学教室出身

    献体が増加していることをどう考えたら良いのか | 5号館を出て
    synonymous
    synonymous 2008/05/12
    『献体する場合には特別な葬儀をしないのであれば費用もかからず、大学が火葬・納骨までしてくれます。』
  • 5号館を出て

    日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村

    5号館を出て
    synonymous
    synonymous 2008/05/12
    コメント欄の改憲論者のほうがずっとチープ。
  • 5号館を出て

    日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村

    5号館を出て
    synonymous
    synonymous 2008/05/12
    『動物細胞と同じように消毒用アルコール(70%以上の濃度のエタノール)や有機溶媒、石けんなどで容易に破壊(殺)されてしまいます。』
  • 若者の**離れ  | 5号館を出て

    我々の業界で、子どもや若者の「理科離れ」ということが朝晩のあいさつのように語られた時期がありました。今でも言っている人がいるかもしれません。遊んでいる子どもたちが昔と同じようにあらゆる自然に対して興味をもっているところを見たり、テレビなどで科学番組がたくさん作られているのを見ていると、私は実感として理科離れを感じることができませんでした。今でも、少なくとも怪しげな「教育」を受けるまで、子どもたちは間違いなく自然が大好きなことを確信できます。 ただし、現実問題として理系の大学に進む若者が減っていたり、技術職を目指す若者が減っているということがあるのだと言われると、それはそうなのかもしれないと思います。しかし、それは理科離れというよりは、理系の職業選択をする若者が減っただけだと思っています。なぜ、理系の職業を選ばないかというと、単純に損だと感じるからではないでしょうか。 同じようなロジックで、

    若者の**離れ  | 5号館を出て
    synonymous
    synonymous 2008/05/12
    栃内先生に諸手を挙げて大賛成。
  • iPS細胞には倫理的問題はないのか | 5号館を出て

    今日、世界を駆けめぐっている京都大学の山中さんの研究グループがヒトの皮膚細胞に遺伝子を導入してES細胞と同等の性質を持つiPS細胞を作ることに成功したというニュースは当に嬉しいものでした。もっとも彼らが昨年、マウスで同じようにしてiPS細胞を作ることに成功した時に、ヒトでの成功は約束されていたことなので、生物学的にはマウスの実験成功の方がはるかに大きなニュースだったのですが、医学的にはヒトで成功したということの持つ意味はとても大きいものです。 また、昨年マウスの結果が発表された瞬間から、世界の有力な研究者達がヒトの細胞を使って「追試」を始めたことは間違いなく、今日も実はウィスコンシン大学のグループが得たほとんど同じ結果の論文が22日のサイエンス・オンラインで発表されるというニュースと同時に流れているものです。もちろん、我々はこの研究のオリジナルは中山山中さん達のものであるということを知っ

    iPS細胞には倫理的問題はないのか | 5号館を出て
    synonymous
    synonymous 2007/11/22
    やはりタブーに触れている。
  • 教育再生会議は教育絶命会議だった 【追記 「出席停止」見送り】 | 5号館を出て

    私の愛読ページのひとつになっている「世相」さんのサイトの今日のエントリー「そんなこと 出来るの?」で、衝撃的な文章に出会ってしまいました。 元記事も探してみたのですが、見つからなかったので申し訳ないのですが孫引きさせていただきます。 毎日新聞(11/27)から 政府の教育再生会議(野依良治座長)が来年1月にまとめる中間報告の原案が27日、明らかになった。教員の指導力を適切に把握するため、保護者も評価に加わり、指導力不足の教員の研修や配置換えを徹底すること柱になっているようだ。 ・・・・・ 教員評価に関し、政府の規制改革・民間解放推進会議は昨年12月の答申で「児童・生徒・保護者による教員評価」の導入を提唱。学校運営協議会制度でも教員の任用に保護者の意見を反映させる制度が実施されている。再生会議はこうした枠組みを念頭に、 ・・・・・ 私がショックを受けたのは、「『児童・生徒・保護者による教員評

    教育再生会議は教育絶命会議だった 【追記 「出席停止」見送り】 | 5号館を出て
    synonymous
    synonymous 2006/12/07
    有識者がいない有識者会議。
  • 友達に水を飲ませて逮捕とは | 5号館を出て

    福岡市の職員が飲酒運転の後に家族5人の乗った車に追突し、幼い子供を3人殺した事件(これを「交通事故」と呼ぶのは不自然だと思います)で、容疑者に水を持ってくるように頼まれた友達が逮捕されてしまいました。容疑は証拠隠滅だそうです。 朝日新聞によると、追突して車を転落させた容疑者は、その直後に中学時代の同級生だった友達に電話をかけて、身代わりになってくれように頼んだということです。これは、容疑者が飲酒の上で事故を起こすと罪が重いということを知っていたことを示す重要な証拠になります。さらに、その犯行が素面の人間によって起こされたものであるならば、刑が軽くなることを予想し、そのように偽装させるという極めて悪質な工作を試みたわけですので、さらに罪を重くしてやるべきだろうと思います。 もちろん、その友達は容疑者の頼みを断ったのですが、容疑者がそれはあきらめた代わりに「水をたくさん持ってきてほしい」と頼ん

    友達に水を飲ませて逮捕とは | 5号館を出て
    synonymous
    synonymous 2006/09/07
    コメント欄に仁義に薄い方々が沸いている。
  • 北大教授のセクハラ処分 | 5号館を出て

    今朝、読売新聞のサイトで第一報「北大教授にセクハラ諭旨解雇処分通知、人は否定」を見て、びっくりしました。一方で、2週間ほど前に近いうちに理学部に関係のある重要人物が新聞に載るようなことになるという話を聞いていましたので、これがそれかと妙に納得したのも事実でした。 渦中の教授は理学部生物学科(動物学)で、私の後輩だった男です。彼は学生の頃から、神経生物学に強い興味と特異な才能を示していたことが、記憶に残っています。私がまだ助手になり立てで動物発生学の実習を教えた時に、彼は動物の発生における細胞相互作用を神経ネットワークとのアナロジーで議論した「レポート」を出してきて、こんなすごい学生もいるのかと衝撃を受けたものです。 やはり彼は人間の脳に興味があったようで、京大の霊長研の大学院にあっさりとはいり、大学院を出るか出ないかという若さで「知性の脳構造と進化」という意欲的なを出して、脳科学者のス

    北大教授のセクハラ処分 | 5号館を出て
    synonymous
    synonymous 2006/04/04
    履歴書を「汚さない」ことは、教授選考においては重要よ。スキあらば、突っ込んで追い落とすのが常態なんだから。
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