(よく見ると、前足の指に爪があるみたいです。それも、とても不思議です。) 原著論文が本日4月8日発行の Current Biology に出ていると書いてあるのですが、見つかりません。仕方がないので、ナショナルジオグラフィックの記事からご紹介します。 カエルの学名は Barbourula kalimantanensis。肺がないということは、皮膚呼吸だけで生きているということになります。このカエルは最初1978年に発見されていたのだそうですが(名前もその時についていたのだと思います)、その15年後に採集されたものと合わせて、たった2個体の標本しかなかったので、今までには解剖されていなかったようです。お金があれば、今なら小動物用のCTスキャンなども使えるのでしょうが・・・。 今回、ある程度の個体数が取れたので、解剖をしてみたところ「肺がない」という大発見になりました。 陸上の四足動物で肺を持
![肺の退化したカエル | 5号館を出て](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9b5f518e7ffe230bbdad1a9932d788210206c9ff/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpds.exblog.jp%2Fpds%2F1%2F200804%2F08%2F15%2Fc0025115_21301696.jpg)