Microsoft傘下でソフトウェア開発のプラットフォームを提供するGitHubは、人種差別に反対する「Black Lives Matter」運動を支持し、「マスター」や「スレーブ」などのプログラミング用語を排除する取り組みを進めている。プログラミングにおいて「マスター」という用語は、派生版を作成する際の基となるソフトウェアプロジェクトのメインバージョンを指して用いられる場合がある。 GitHubの最高経営責任者(CEO)であるNat Friedman氏は米国時間6月11日、デフォルトの分岐構造に用いられる「マスター」という用語を「メイン」に変更しようと呼びかける、Googleの開発者Una Kravets氏のツイートに返信した。 「素晴らしいアイデアで、われわれも既にこれに取り組んでいる」とFriedman氏はツイートした。 GitHubのTwitterページには、黒人コミュニティーと人