はじめに 2016年2月にVPC内で利用可能となり、RDS、ElastiCache などにプライベートIP接続が可能となった AWS Lambdaですが、 VPC アクセスに用いられるENI(Elastic Network Interface)の作成、アタッチが発生するため、初回実行時に一定の遅延が生じる事が知られています。 この遅延、LambdaのCloudwatchメトリック 所要時間 (Duration)としては計上される事はない為、 イベントをトリガとして起動するLambdaでは、確認する事が困難でした。 今回、簡易な検証ですが、KinesisとLambdaを用いて、VPC Lambdaで生じるタイムラグを確認する機会がありましたので、紹介させて頂きます。 参考リンク AWS LambdaのVPCアクセスに関して少しだけ解説 検証方法 概要図 現在時刻(ミリ秒)を取得し、Kines