CircleCI 2.0 のドキュメントに書かれている小ネタですが、つい最近まで知らず、試してみたので紹介します。 TL;DR データベースディレクトリに tmpfs を使う Docker イメージもあるよ(circleci/postgres:*-ram) tmpfs を使わない版では書き込み性能のチューニングがされているよ 普通の書き込みでは差が出ないみたいだよ CircleCI 曰く tmpfs をマウントしたディレクトリを PostgreSQL のデータベースディレクトリとして利用する事で、テスト実行時間を短縮出来る可能性があります、とのこと。 Optimizing Postgres Images The circleci/postgres Docker image uses regular persistent storage on disk. Using tmpfs may ma
RDSフェイルオーバーによるダウンタイムの実測(PostgreSQL編) オンプレミスなシステムをAWSに移行する際など、DBサーバにはRDSを使うかという点がよく議論になります。RDSは非常に便利ですが、導入の検討段階で「定期メンテナンスやフェイルオーバーでダウンタイムが発生するからNGになった」という話をよく聞きます。 ダウンタイムはどの程度か、という話はAWSの公式サイトにも記述があり、「通常」60~120秒とされています。可用性担保を使命とするエンジニアとしては、この「通常」という言葉がとても気になりますよね。 ということで、今回はRDSのフェイルオーバーによるダウンタイムを実測してみました。
先日、sql_firewallというPostgreSQLの拡張モジュール(EXTENSION)をリリースしました。 https://news.ycombinator.com/item?id=10109566 https://github.com/uptimejp/sql_firewall このモジュールは、PostgreSQL上で実行可能なSQLを制限することで、SQLインジェクションを防ぐことを目的としたものです。 今回はこの sql_firewall について、その仕組みと使い方を簡単にご紹介します。 ■sql_fiewallの仕組み sql_firewallには、以下の3つの動作モードがあります。 学習モード(learning) 警告モード(permissive) 防御モード(enforcing) 学習モードではPostgreSQL上で実行可能なSQL文を学習させることができます。
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