エレファントノーズフィッシュは発電魚として知られています。一口に発電魚と言ってもデンキウナギ・デンキナマズの様に人体が感じる電圧は出しません。 尾部に発電期間を持ち、微弱な電流をレーダーの様に使い餌や障害物を避けているんです。 電磁場の有効範囲を見極めるためと言われますが、その脳はかなりの重さを持ち実に体重の約3〜4%を占めます。 これだけではピンと来ませんよね? 人間に例えると脳の総重量は平均で体重の2%ほどとなります。もしも人間と同じ体の大きさなら!? エレファントノーズフィッシュの方が脳が重いんですよね。 また体全体における脳の必要酸素の割合は60%にもなります。人間は20%なのでこちらもかなりの差がありますよね? これは変温動物である魚類にとっては例外中の例外なんです。 魚類・両生類・爬虫類は外温に体温が左右されるので、極力その代謝を抑えています。 その上で代謝の源である酸素の半分