コモンカーペットパイソンは野生種から品種改良された“モルフ”です。 モルフとは体色や突然変異種を交配させ、人為的に生み出した個体種のことを指します。 原種の「カーペットパイソン」は“ニシキヘビ科オマキニシキヘビ属”に分類されるので、別名「カーペットニシキヘビ」とも呼ばれます。 コモンカーペットパイソンは極めてニシキヘビに近い大型種ですが、驚くほど穏やかな性格をしており、その扱いやすさと大蛇ならではの迫力からかなり人気の高いモルフです。 ただその一方で、コモンカーペットパイソンのインボイス名に関しては多少混乱している部分があり、モルフ種だけでなく、カーペットパイソンの亜種もコモンカーペットパイソンと呼ばれます。 オセアニアにかけて生息する野生種を“コモンカーペットパイソン(ノーザンカーペットパイソン)”と呼ぶことが多いのですが、インドネシアに生息する“パプアンカーペットパイソン”をコモンカー