国内のホタルの種類 日本のホタルの象徴といえば「ゲンジボタル」です。 しかし意外に知られていませんが、約50種類ものホタルが日本では確認されています。 北海道から沖縄まで日本の全ての地に生息し、生態も多種多様です。 よくホタルは河川美化運動のスローガンにされがちですよね? ですがほとんどのホタルの幼虫は陸生です。 大多数が土壌に潜っており、夜間以外は活動しません。 共通しているのは幼虫の主食が「貝類」ということです。 ただこれも種によりマチマチで、例えば長崎県対馬にのみ生息する「アキマドボタル」はウスカワマイマイというカタツムリを捕食します。 北海道・本州・九州の湿地に生息する「スジグロベニボタル」の幼虫は陸生ですが、水中に潜ってカワニナを捕らえ、わざわざ陸で捕食します。 主食の貝類以外に、多くの幼虫がミミズや小型の土壌生物、蛾の幼虫など様々な生き物を食べます。 この様にホタルは様々な種類