日本人の間では「日本人は気は長く、中国人は気が短い」という認識があるようで、こういう認識をベースにした話も多いような気がする。しかし自分が中国・台湾・香港・マカオに行って受けた印象、あるいは中国や香港からの留学生や、ビジネスマンと話した感じはまったく逆。どちらかと言えば日本人の方が短気で、中国人の方が気は長い。 特に両者の違いが浮き彫りになるのは、「何故、怒るのか?」という部分。端的に言って、日本人は切れる。ぶっちぎれる。本人の怒りの導火線に火がつくと止まらない。でも、何故怒っているかという部分に関し、よくわからないことが多い。「何で?」と。もちろん切れた本人もわかってないことがある。とにかく切れている。そこに意図がない。制御できない怒りの発露と言えば聞こえがいいけども、要するに暴走。 一方、中国人が怒っている場合、その目的は結構わかりやすい。これまた端的に言うと、「怒ることでメリットがあ
GNU/Linux OS のブート時に、init(8) を経由せずにシェル (/bin/sh) を実行すると、 このシェル上ではジョブ制御 (job control) が行なえない。 つまりこのシェル環境は制御端末 (controlling tty) に成れない。 これがどんなに不便かというと、 自動的に止まらないプログラム (例えばオプション無しで ping を実行したときなど) を止める方法が無いわけで、 いったんそういうプログラムを動かしてしまったら最後、 CTRL-ALT-DEL で reboot させる他なくなってしまう。 そもそも、なぜ init(8) を起動する前に /bin/sh を実行したいかというと、 ミニルート (initramfs) 上で 作業を行ないたいから。 initramfs の init (これは init(8) ではなくシェル・スクリプト) の中で、 Bu
トップページへ Linuxカーネルに関する技術情報を集めていくプロジェクトです。現在、Linuxカーネル2.6解読室の第2章までを公開中。 目次まえがき第0章 Linuxカーネルの構成要素 0.1 Linuxカーネルとは 0.2 Linuxカーネルのソースコード 0.3 Linuxカーネル機能の概要 0.4 カーネルプリミティブ 0.5 プロセス管理 0.6 メモリ管理 0.7 ファイルシステム 0.8 ネットワーク 0.9 プロセス間通信 0.10 Linuxカーネルの起動 0.11 Linuxカーネルの動作例 Part 1 カーネルプリミティブ第1章 プロセススケジューリング 1.1 マルチタスク 1.2 プロセスとは? 1.3 プロセス切り替え 1.4 プロセスディスパッチャの実装 1.5 プロセススケジューラ 1.6 プロセススケジューラの実装 1.7 事象の待ち合わせ 1.8 最
kosaki さんからコメントをいただきました. >> 壊しちゃいけないのが ebx, esi, edi, ebpとセグメントレジスタ ちなみに、壊しちゃいけないレジスタを調べるいちばんいい方法はsetjmpのソースを読むこと。 CPUによらず、こわしちゃいけないレジスタは保存してくれよるので、不慣れなCPUの時は参考になりますえ なるほど.というわけで,さっそく glibc-2.4 のソースを落としてきて,とりあえず glibc-2.4\sysdeps\i386\setjmp.S を開いてみた. /* Save registers. */ movl %ebx, (JB_BX*4)(%eax) movl %esi, (JB_SI*4)(%eax) movl %edi, (JB_DI*4)(%eax) /* スタックポインタ保存 */ leal JMPBUF(%esp), %ecx /* S
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