ギリシャで躍進するネオナチ政党。幹部の多くが刑務所に送られた後、表舞台に立った3人の女性は、信条と事実のはざまで矛盾にまみれた生き様を貫く。極右の内側に密着取材。 「黄金の夜明け」は2012年以降、過激な極右主張を掲げて選挙で躍進。党員が左翼の活動員を殺害、報復として暴力の連鎖が国内外に波紋が広がる中、党首の娘オウラニアは、幹部の妻ジェニーやその義母ダフニとともに、ウエブや街頭でのアピール活動の先頭に立つ。不都合には目をつむる姿勢や、主張の虚構ぶりを問うノルウェーの取材班に、3人はどう応じるのか? 女たちは、男たちが塀の中から復帰すると、舞台裏へ身を退いてゆく。 原題 GOLDEN DAWN GIRLS 制作 UPNORTH FILM (ノルウェー 2017年) 初回放送 2018年8月7日(火)午前0時00分~ 再放送 2018年9月5日(水)午後5時00分~ 2019年7月3日(水)午
45年前の本土復帰までアジアにおけるアメリカ軍の“核拠点”とされてきた沖縄。これまで、その詳細は厚いベールに包まれてきた。しかし、おととし、アメリカ国防総省は「沖縄に核兵器を配備していた事実」を初めて公式に認め、機密を解除。これを受け、いま「沖縄と核」に関する極秘文書の開示が相次ぎ、元兵士たちもようやく重い口を開き始めた。そこから浮かび上がってきたのは、“核の島・沖縄”の衝撃的な実態だ。1300発もの核兵器が置かれ、冷戦下、東西陣営の緊張が高まるたびに、最前線として危機的な状況に置かれていたこと、さらには、「核」の存在こそが、沖縄への米軍基地集中をもたらす要因となっていたという新事実・・・。 1950年代から急速に部隊の核武装化を進めようとしたアメリカと、国民の見えない所に「核」を欲した日本、両者の思惑の中、“唯一の被爆国”の番外地として、重すぎる負担を背負うことになった沖縄。新資料と関係
大統領選に勝利する以前からNYの不動産王であり、マスコミの寵児だったトランプ氏。アメリカ・メディアを賑わせていた1980年代から90年代にかけての彼の言動を検証し、番組完成当時はトランプ氏サイドからの圧力でお蔵入りになっていた番組が、四半世紀ぶりに復活。 裕福な不動産業者の子息であるトランプ氏は、マンハッタンのデベロッパーとして大成功。自信たっぷりの振る舞いと、暴言の数々はメディアを喜ばせ、一躍アメリカン・ドリームを体現するセレブとなった。番組では、不動産を買収する際の法律すれすれの手法や、ハッタリや恫喝(どうかつ)も辞さないビジネス・スタイルを紹介。大統領に就任したトランプ氏はどんな舵取りをするのか、それを読む手がかりとなる作品。 原題 Trump: What’s The Deal ? 制作 The Press and the Public Project(アメリカ 1991年) 初回放
移民の国、オーストラリアの難民政策の驚くべき実態とは―?船でオーストラリアを目指す難民の上陸を拒否し、近隣の島国にある劣悪な環境の収容所に収監するシステムを暴く。 オーストラリアの現在の難民政策は「ストップ・ザ・ボート」。命がけで航海してきた難民の船を阻止してナウル諸島やパプアニューギニアに送還し、大金と引き換えに彼らを受け入れさせているのだ。電気も水もない場所で長期間の集団生活を強いられ、絶望した難民が自殺に追い込まれるケースが多発している。また収容所では待遇改善や自由を訴えて暴動が起きているという。収容所スタッフのインタビューと隠しカメラの映像で告発する。 原題 Chasing Asylum 制作 Nerdy Girl (オーストラリア 2016年) 初回放送 2016年11月23日(水)午後11時00分~ 再放送 2016年12月1日(木)午後5時00分~ 2017年4月25日(火)
世界最大の産油国ながら、国の内部は秘密のベールに包まれているサウジアラビアにイギリスの制作会社が潜入取材を敢行。 イスラム世界でスンニ派の盟主をもって自認する大国サウジアラビアだが、外国メディアの取材が厳しく制限され、観光ビザすら発行していない。隠しカメラの映像は、宗教警察による市民の監視や取り締まりなどを映し出す。同時に、欧米諸国が人権弾圧に目をつぶり、サウジと良好な関係を続けてきた事実を指摘する。 原題 Saudi Arabia Uncovered 制作 Hardcash Productions (イギリス 2016年) 初回放送 2016年9月6日(火)午前0時00分~ 再放送 2016年11月22日(火)午後5時00分~ 2017年1月1日(日)午前11時00分~ 2017年4月18日(火)午前0時00分~ 2017年8月15日(火)午前0時00分~ 2017年12月29日(金)午
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