東京都の舛添要一知事が就任から間もなく1か月を迎える。 新年度の予算査定やソチ五輪視察、初の都議会と、過密スケジュールをこなす舛添知事。毎日のように登庁し、都職員と同じ時間帯で働く新知事の姿に、都幹部は「当たり前のことだが、この十数年なかったこと」と話す。 「(知事が)週に1回とか2回しか出てこない、というのは不可能ですから」。舛添知事は2月12日の就任記者会見で、週数回の登庁が珍しくなかった石原慎太郎元都知事らを念頭に、こう述べた。 舛添知事は初登庁以来、五輪視察や伊豆大島への訪問を除くと、平日は全て都庁へ。「基本的には職員の勤務時間と同じにしたい」と宣言した舛添知事は、遅くとも午前10時に登庁する。一方、「夜型人間」を自称する猪瀬直樹前都知事は午後の登庁が多く、その分、職員も夜遅くまで居残りになっていた。猪瀬前知事がわずか1年で辞職しただけに、当初は「任期さえ全うしてくれれば」との声が
ほぼリアルタイムでの処理をいち早く実現し、かつては「世界一の決済サービス」と言われていた日本の銀行振り込みシステムが今や後れを取っている。 日本の銀行間の振り込みは、ほぼ全ての金融機関が接続する「全国銀行データ通信システム(全銀システム)」の下で、平日の日中時間帯にはリアルタイムで処理されているが、夕方以降や週末、祝日には決済サービスは提供されていない。これに対し、英国など一部の国は「24時間365日」リアルタイムでの送金が可能な振り込みシステムを既に導入。米国やオーストラリア、シンガポールなど他の国も英国に追随する動きを見せている。 携帯端末などのハイテク技術が日々急速に発展する中、即時の入金や送金を可能とする利便性の高い決済サービスはこれまで以上に求められている。とりわけ、調達から在庫管理に至るまで一層の効率化と高速化が求められている国内外の企業にとっては、取引上必要とされる代金決
再選を果たしたバラク・オバマ米大統領は米東部時間7日午前1時半すぎ(日本時間同午後3時半すぎ)、イリノイ州シカゴで支援者の前に登壇し、次の勝利演説を行った。生中継したCNNの放送からgooニュースが書き起こした。英語の原文はこちら。 ありがとう、ありがとう。本当にどうもありがとう。 元植民地が自分たちの宿命を自ら決める権利を勝ち取ってから200年以上たったこの夜、この国の団結をより完成させるための仕事が、さらに前に進みます。前進するのは、皆さんのおかげです。戦争や恐慌に打ち勝った心を、皆さんが再確認してくれたからです。この国を深い絶望の淵から素晴らしい希望の高みへと引き上げてくれた心のことです。私たちがそれぞれに個人の夢を追求する一方で、私たちはみな同じアメリカの家族なのだと。私たちはひとつの国、ひとつの国民として一緒に浮きも沈みもするのだという、信念のことです。 この夜、この選挙では皆さ
英語メディアが伝える「JAPAN」のニュースをご紹介するこのコラム、今回は太平洋の向こう岸に届き始めた津波の漂着物についてです。アラスカに流れ着いたサッカーボールが広く注目を集めたのに続き、宮城ナンバーのオートバイがカナダの海岸で見つかりました。太平洋の対岸でこうして漂着物が発見されるたびに、地震や津波は一つの国や地域だけでなく地球全体に影響を与えるものだと、改めて思わされます。そして被害に遭った人もそうでない人も、海のこちら岸でも向こう岸でも、人は同じようにボールで遊び同じように乗り物に乗るものだということも。 (gooニュース 加藤祐子) ○ 宮城ナンバーのハーレーがカナダに浜辺に 4月29日のカナダCBCニュースによると、西岸ブリティッシュコロンビアの海岸で4月18日、軽トラック用の白いコンテナのようなものが漂着しているのが発見されました。コンテナの中に横たわっていたのは、オートバイ
英語メディアが伝える「JAPAN」なニュースをご紹介するこのコラム、今週は震災と原発についてです。震災と原発事故から1年を前にして、今週は震災や福島第一原発に関する記事が色々と出ていました。福島第一原発を訪れた記事。1年前、実はどうだったのかを改めて点検する記事。そして1年たって何が変わったのか、変わっていないかを点検する記事。「3/11」にかける思いは日本人だけのものではないと、改めて思い至りました。(gooニュース 加藤祐子) ○ 過剰な反応か、賢明な慎重さか 今日2月22日、ニュージーランド・クライストチャーチの大地震から1年を迎えました。去年のこの日から3月11日までの間は、ニュージーランドでおきた犠牲に心を痛めながらも、まさか日本であんなことが起きると予想だにしない、英語でいうところの「blissful ignorance(知らずにいる幸せ、知らぬが仏)」状態で過ごした3週間弱だ
英語メディアが伝える「JAPAN」なニュースをご紹介するこのコラム、今週は日本の食べ物の安全性についてです。放射能汚染のリスクについて、私が信頼する2人の特派員が、かなり異なる視点から書いていました。対照的な記事が2つ揃って初めて全体の輪郭が整ったと言えるもので、それが放射能リスクを考える際の難しさを改めて示していました。(gooニュース 加藤祐子) ○ 安全なのに……という憤りと 今年1月になって、私がよく読む2つの英語新聞に、福島県の農産物について対照的な記事が載りました。実は安全なのに危険性を強調する声が大きすぎて信じてもらえないという切り口の記事と、安全だと言われているが到底信じられないという切り口の記事です。英紙『フィナンシャル・タイムズ』と米紙『ニューヨーク・タイムズ』の、しかも日本に詳しくバランスがとれていると信頼してきた東京特派員2人の記事なだけに、その対比がこの問題の難し
なぜまだ円に避難するのか――フィナンシャル・タイムズ 2009年1月26日(月)08:01 (フィナンシャル・タイムズ 2009年1月23日初出 翻訳gooニュース) 東京=リンゼー・ウィップ、ロンドン=ピーター・ガーナム、香港=デビッド・ピリング 最近では経済がどんなに弱くても、通貨は強いままでいられる。本当だ。日本に聞いてみるといい。 1月の第3週、円相場は「何年来の」という大台をいくつも突破し、急騰した。対ドルでは13年半ぶりの円高となり、対ユーロでは7年ぶり、そして対ポンドでは史上最高値をつけた。 その一方で輸出依存型の日本経済は、世界的な景気後退に痛めつけられて苦しんでいることに変わりはない。日本銀行はこのほど日本経済の見通しについて、3月31日に終わる今年度と来年度にわたりマイナス成長を続けると予測しているのだ。 昨年12月の輸出額が最大の下落率を示し、多くの輸
「地上波民放」をトヨタが恫喝 2008年12月29日(月)09:00 「けなしたらスポンサーを降りるぞ!」。低劣な番組に若者と広告主がそっぽを向く。 ◇ 地上波民間放送が惨憺たる有り様だ。東京のキー5局、大阪の準キー5局が11月に発表した2008年度中間決算。「赤字」と「減益」がずらりと並んだ。日本テレビ放送網(NTV)が半期ベースで37年ぶりの赤字転落。テレビ東京も中間決算の公表を始めた02年以来、初の赤字。視聴率トップのフジ・メディア・ホールディングスは、番組制作費の60億円圧縮、通信販売の伸長で黒字を維持したものの、前年同期より46%も減益となった。テレビ朝日も利益が半減。東京放送(TBS)は32%減益と最も「傷」が浅いが、これは東京・赤坂の本社周辺再開発「赤坂サカス」など放送外収益が寄与したもので、本業の放送収入は不振だ。 大阪は文字通り総崩れ。番組と番組の合間に流す「スポットCM
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