今回はOpenSSHの公開鍵をLDAPで管理してみます。 通常の鍵認証の場合はまず公開鍵と秘密鍵を作成し、ログイン対象 サーバのホームディレクトリに公開鍵を置いてあげなければいけません。 数台であれば手間ではないですが、大規模なシステムでは非常に面倒。 また、新規にユーザーを追加する場合も全台に鍵を追加しなければならない。 そこで、公開鍵をLDAPで管理させログイン時にユーザ情報と一緒に鍵も読み出すようにする。 そうすれば対象サーバが増えようが新規ユーザー追加しようがそのサーバが LDAPに対応してさえいれば一度の登録で全て事が済んでしまいます。 但しパッケージで入っているOpenSSHは公開鍵認証のLDAP化をサポートしていないので、 lpkパッチを当てたソースからインストールする事にします。 ①. OpenSSHのインストール。 # tar zxvf openssh-4.6p1.tar