背景 アカツキで提供しているサービスでは、ほぼ全てにおいてAWSのRDS(MySQL5.6, InnoDB)を使用しております。 ソーシャルゲームでは多くのWriteがかかりますが、そのコストが気になったので調べてみました。 調べてみたこと 一言にINSERTといっても、COMMIT時に即テーブルスペースに反映されるような単純な処理ではありません。 例えばINSERTしたテーブルにセカンダリインデックスがある場合、そこに加えられた変更を反映しなければなりません。 ところが、INSERT時バッファプール内に該当するインデックスのページが無い時はこれをディスクから読みだす必要があり、非常にコストが掛かります。 InnoDBにはこれを抑えるための"Change buffering"という機能があり、今回はその解説をしたいと思います。 Change bufferingとは 変更を加えたページがバッ