2013年2月23日のブックマーク (3件)

  • 「破局論」のためのメモ - heuristic ways

    私がジャン=ピエール・デュピュイのことを知ったのは、スラヴォイ・ジジェク氏の『ポストモダンの共産主義』(ちくま新書、2010年、原著2009年)を読んだときだった。 ジジェク氏はデュピュイの次のような一節を引用していた。 大惨事は運命として未来に組みこまれている。それは確かなことだ。だが同時に、偶発的な事故でもある。つまり、たとえ前未来においては必然に見えていても、起こるはずはなかった、ということだ。(……)たとえば大災害のような突出した出来事がもし起これば、それは起こるはずがなかったのに起こったのだ。にもかかわらず、起こらないうちは、その出来事は不可避なことではない。したがって、出来事が現実になること――それが起こったという事実こそが、遡及的にその必然性を生み出しているのだ。  私が「大惨事」の例として当時(2010年)思い浮かべたのは、1995年の阪神大震災や地下鉄サリン事件、2001

  • 今日買わなかった書籍 - はやくブロガーになりたい

    散種 (叢書・ウニベルシタス) 作者: ジャックデリダ,Jacques Derrida,藤一勇,立花史,郷原佳以出版社/メーカー: 法政大学出版局発売日: 2013/02/01メディア: 単行 クリック: 3回この商品を含むブログ (10件) を見る創造的進化 (新訳ベルクソン全集) 作者: アンリベルクソン,竹内信夫出版社/メーカー: 白水社発売日: 2013/02/22メディア: 単行この商品を含むブログを見る なんぞ フッサール心理学宣言 他者の自明性がひび割れる時代に 作者: 渡辺恒夫出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/02/22メディア: 単行(ソフトカバー) クリック: 4回この商品を含むブログ (1件) を見る

    今日買わなかった書籍 - はやくブロガーになりたい
    t-hirosaka
    t-hirosaka 2013/02/23
    「ついに出た。これは月末にも買いたいんだな。」
  • 始皇后 - てぃーえすのメモ帳

    始皇后葬用大蠶二十箔。 (『太平御覧』所引『三輔故事』) 始皇后すなわち秦の始皇帝の皇后の葬儀の際には大きな蚕の「箔」(蚕に繭を作らせる容器)二十個を用いた。 やっぱり始皇帝の皇后っていたんやね。 【追記】 id:t-hirosaka氏のコメントを読んで我に返った。 考えてみれば、上記は晋代に成立とされている『三輔故事』の記事なので、「始皇帝の皇后がいた」と断言できるほどの信憑性があると言っていいのかは疑問がある。 なので、上記の記事はあくまで「後世にはそんな記事もあるよ」というものだと思って読んでほしい。 ただ、http://d.hatena.ne.jp/nagaichi/20070324/p1で指摘されるように「皇后」という制度自体が秦のものと言われているので、やはり始皇帝の皇后はいたんだとは思うけれど。

    始皇后 - てぃーえすのメモ帳
    t-hirosaka
    t-hirosaka 2013/02/23
    始皇后葬用大蠶二十箔。(『太平御覧』所引『三輔故事』)