「なぜか笑介」「だから笑介」などで知られる聖日出夫が、胃ガンのため3月10日に逝去した。69歳。3年半の闘病の末、自宅で息を引き取った。葬儀は遺族、近親者のみで執り行われたとのこと。 1968年にマンガ家デビューした聖は、週刊ビッグコミックスピリッツにて連載された「なぜか笑介」や、ビッグコミックスペリオール(どちらも小学館)に掲載されたその続編「だから笑介」といったヒット作を発表。いずれもサラリーマンの主人公・大原笑介を描いたマンガで、ほかの登場人物から突っ込まれた笑介が「ズッ」という効果音に乗せて、斜めにコケるのがお約束となっていた。そのほかにも「くのまち商店街」「試験あらし」など、主に小学館の雑誌で執筆していた。
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