2007年3月8日のブックマーク (6件)

  • お守り - D's BLOG

    由良ゼミの真骨頂は、90分の公式的なゼミが終わり、由良君美が個人研究室に引き上げてから、格的に開始された。アルバイトやデートの約束がなくて、もっとぼくと話したい人は、紅茶を出すからいらっしゃいと、彼はわたしたちを招いた。……由良君美は学生たちのために紅茶を入れ、自分の分にはたっぷりとオールドパアを入れると、尋ねてくるのだった。ところで最近の収穫は何かね? 何か新しい発見があったかね? 研究室に招かれた全員がその一週間のうちに読んだ書物や観たフィルム、足を向けた展覧会について報告めいたことをいうと、由良君美はたちどころにそれに註釈を与え、そこから始まって即興的な、第二の講義が開始されるのだった。ブレイクからエリアス・カネッティへ、ネオプラトニズムからクセナキスへ、またデュシャン・マカベイエフから吉田喜重へと、話題は自在に飛躍した。きみ、それについてはあれを読みたまえ。うーん、その考え方はす

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    t-kawase
    t-kawase 2007/03/08
    由良君美について。面白いエッセイ。やっぱりすごい人だったんだなあ。
  • 萌えとエロと純愛:電脳ポトラッチ

    萌えとエロと純愛 ● ロリコン萌え漫画キモイという話を書いたら、「キモイって言うな!人の嫌がることを言ってはいけません」とおじいちゃんに言われました。昔から書いてることだから今さらだな。 萌え系コミックやエロゲーが、「女は男の性に奉仕するための生き物」(幼い女の子ですら)という性的妄想の上に成立しているものである以上、「キモイ」(生理的に嫌)という感想が女性側から出て来るのは必然だと思う。 それに対して逆ギレする人を見ると、「暴力性に全く気づかないまま萌えコンテンツを消費しているの?」という疑問が浮かんでくる。 「どこにも実在しない少女なんだからいいだろ」という問題ではない。嫌悪の対象は概念(女性観)だからだ。 だからといって、「人の嫌がることはやめましょう」などと言って表現規制を求める運動にもシンパシーは感じない。 無菌状態のサブカルチャーほどつまらないものはないし、ある人間にと

    t-kawase
    t-kawase 2007/03/08
    鋭い指摘。不道徳なことを自覚しながらの「萌え」はありだが、「それをメインストリームで認めろ」というのは倒錯した要求。
  • Something Orange -  「キモイ」「ウザイ」は王様病の症状。

    女同士で手繋いでたり、抱き合ったりしてるのが非常に気持ち悪い。 カワイイ子同士でも目の保養と気持ち悪さが相殺されてぎりぎり許容できるのに、普通なコとか不細工なコとかがやってるともう耐えられない。 まだ公共機関でいちゃこいてるカップルの方がまし。 見なきゃいいっていう意見もあるかと思うが、特に不細工な人たちはところかまわずやるもんだから(当社比)。目に入る。目に余る。 一度自分たちを客観的に見て欲しい。 「女同士で・・・がキモイ」 「はてな匿名ダイアリー」より。 いろいろといじり甲斐のある記事だと思いますが、まあ、この記事そのものはどうでもいい。 それより、こういう記事を読んでぼくが思うのは、「「キモイ」ってどういう意味なんだろう? どうしてこんな言葉を使うんだろう?」ということです。 昔から思っていたことだけれど、これ、実はかなり意味不明な言葉なのではないでしょうか。あいてを非難しているこ

    Something Orange -  「キモイ」「ウザイ」は王様病の症状。
    t-kawase
    t-kawase 2007/03/08
    人の感じ方までは干渉できないのだから、極端な例を除いて寛容であるべき。それでないと社会は成り立たない。内心は自由、でも口に出してはいけないこともある。
  • モジモジ君の日記。みたいな。 - 従軍慰安婦問題──何が問題なのか

    広義の狭義のと、安倍がこの問題についてロクに知らないのがよくわかる。手元に資料がないので大雑把になるが、従軍慰安婦問題の何が問題なのか、簡単に整理してみる。 第一に、軍の行く先々に慰安所を開設することは日軍が立案して業者を手配している、つまり、日軍が完全にイニシアティブをとっているという点がある。日軍にとって慰安婦は軍需物資であり、慰安所は兵站の一部だった。業者が軍の需要を見込んで慰安所開設を持ちかけた、という形のものではない。 第二に、業者が慰安婦を徴用する際に、「兵隊の事の煮炊きなどのお手伝いの仕事がある」などの嘘による勧誘、前借金や暴力的威圧などによる強要といった手段が多く用いられた点がある。多くの証言から、兵隊や官憲が直接行ったというケース(狭義の強制)は報告されておらず、軍の依頼を受けた業者が行った(広義の強制)のが一般的だった、ということになっている。ただ、いずれにせよ

    モジモジ君の日記。みたいな。 - 従軍慰安婦問題──何が問題なのか
    t-kawase
    t-kawase 2007/03/08
    いいまとめ。実際、新事実の発掘という面倒なことをせずに解釈という問題に矮小化させているのが向こう側のやり口。
  • 壊れる前に…: 東南アジアの目、私たちの手

    「日の幼稚さ」(Japan's immaturity)と題されたインドネシアの英字紙ジャカルタ・ポストの社説(3月6日付け)。いくつかの文を引用する: 世界中の人々にとって、第二次世界大戦の終結から62年近くたった今、なぜ日が誠実に戦争当時の事実を受け入れることができないのか、なぜ自らの過去を顧みろと言われるたびにこういう「子どもっぽい」態度をとり続けるのかは理解しがたい。 世界は日が繁栄し、力強く、平和的であることを望んでいる。過去の戦争に関してこの国を追い詰め続けるのは、新たなナショナリズムを生み出すような形で逆の効果をもたらすかもしれない。既にそのようなことが起こりかかっている兆候が見られる。 もし62年も経って日政治家たちがまだ歴史を否定しようとするなら、私たちは日に対して憐れみを感じるしかない。 このように述べた上で、社説は「日を変えられるのは日だけだ」と結んでい

    t-kawase
    t-kawase 2007/03/08
    インドネシア・フィリピンでの安倍発言の反応について
  • 森進一の鈍感度 - 激高老人のぶろぐ

    森進一が川内康範作詞の「おふくろさん」(昭和46年にリリース)の冒頭に付け足したセリフ(保富康午)が問題になっている。セリフが付け加えられたライブLPが出たのは昭和52年であった。このセリフ付き「おふくろさん」は一昨年、昨年の紅白歌合戦でも森氏によって唄われた。作詞家の川内氏は10年ほど前からこのセリフの付加のことを知っていたというが、そのことについて森氏と話し合う機会をもとうとしたのは最近になってからである。今年の2月17日に直接会うことになっていたのに、森氏は体調不良を理由にドタキャンした。それも電話をしたのは森人ではなく事務所の人であった。川内氏は事務所の人の背後に森氏がいる気配を感じたという。川内氏が憤激したのはこの電話以後である。川内氏は森氏に以後は「おふくろさん」を唄わせないと通告した。森氏は川内氏宅に手土産持参で謝罪の意を表しに行ったが、面会は拒否され、贈物は返送された。

    森進一の鈍感度 - 激高老人のぶろぐ
    t-kawase
    t-kawase 2007/03/08
    いつもながら鋭い着眼点。「公共」と「公」は違うのだ。この「おふくろさん」こそが「美しい国」を本当に創れる人。