八月に発足したデジタル編集部の仕事は、ウェブ版の東京新聞で記事を配信すること。速報や紙面で載りきらない長い記事、動画、動くグラフなど多彩な方法でニュースを伝えている。 送り手と読み手の双方向性もウェブの利点だ。どの記事を何人が、どの部分まで、どれだけの時間をかけて読んだのか、いろんなデータが浮き彫りになる。パソコンの画面で、リアルタイムで動く数字の先に、記事を読む人の姿を想像する。 反響をじかに見て取れるのは面白いが、同時に怖い。自分が書いた記事への反応も一目瞭然。ジャーナリズムは数字がすべてではないけれど、記者が数字に無頓着すぎたことも読者離れの一因と思っている。まずは現実を知り、読者を知ることから。
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