米Google出身者が2019年に創業した新興企業Neevaは5月21日(現地時間)、2021年に提供を開始したサブスクリプション制検索エンジン「Neeva」を向こう数週間中に閉鎖すると発表した。 Neevaは、「検索をユーザーの手に取り戻す」という目標の下、広告主ではなくユーザーの利益を優先した、プライバシー重視の広告のない検索エンジンを目指してきた。 元Google幹部で創設者のスリダー・ラマスワミ氏とヴィヴェク・ラグナタン氏は公式ブログで、新規ユーザーの獲得に苦心しており、現在のビジネスモデルを続けることはもはや不可能だと語った。 「無限のリソースを持つ巨大組織とわずか50人のチームで対抗するのは困難だ」と両氏。「一般ユーザーに、使い慣れた検索エンジンから切り替える必要性を説得するのは、本当に困難だった」という。 それでも、2022年初頭にはNeevaにLLMをシームレスに組み込むこ