山本一郎です。今回は社会保障の歴史を見返しながら繰り返す貧困と高齢者の大波について解説を…と思っていたところ、経営者の大先輩が大変な闘病後に肺炎で亡くなったという残念な訃報(ふほう)が飛び込んできまして。 顛末(てんまつ)で言うならば90歳で大往生と言いたいところなのですが、なにぶんご本人は恬淡(てんたん)とされた御仁で、数年前に肺がんが見つかってからは手術を拒否、老病を得て死ぬのは本望とか仰ってたんですよ。ただ、病状が進行してしまった後であちこち身体が痛むと言っては騒ぎを半年ほど起こされ、高齢の奥さんやご子息夫妻、お孫さん曾孫さんから私らのようなご近所で所縁のあった人間まで駆り出されてのお送りでしたので、まあ人間は死ぬときの存在の大きさを感じさせることもままあると感じました。 さて、そんなこともあって、高齢者の終末医療についての様々な誤解も本稿で改めて指摘しておきたいのですが、内閣官房の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く