動物愛護活動家としても知られる女優の杉本彩が、自身のブログで、盲導犬刺傷事件について、「盲導犬の実像が違う形で報道されているのではないか…という危険を感じます」とつづっている。 反響が大きかった盲導犬刺傷事件の報道 先月、さいたま市の全盲の男性が連れていた盲導犬が、移動中に腰のあたりを刺されてけがをした事件。刺し傷は複数あり、深さ1、2センチほどあったという。 一部報道で、盲導犬は無駄な声を上げないよう訓練されており、事件当時もほえずに我慢したとみられると報じられたことから、ネットなどで反響も大きかった。 杉本彩が事件への報道に対して問題提起 ブログで杉本は、「日本の社会は、盲導犬を理解し、それを守り、受け入れる体制の整備されていない」と述べ、「このような恐ろしい犯罪行為を平気でやる心ない愚かな人間がいることに言葉で表現してはいけないほどの怒りも感じます」と怒りをあらわにした。 一方で、「