タコクラゲ=山口県水産研究センター提供 山口県水産研究センター(長門市)は3日、同県沖の日本海の海水温の8月平均値が28.24度で、1964年の観測開始以来、最高を記録したと発表した。「気温が高かったため水温も上がった」とみている。 萩港と離島の見島とを結ぶ定期船で毎日、萩港から約27キロの海面近くの水温を測っている。今年は、最高だった2008年を平均で0.19度上回り、28度以上の日数も22日あった。 センターによると、28度を超す高水温期に出やすいタコクラゲが、8月末に日本海側の長門市漁港に大量発生しており、関連を調べている。