だから、この街を選んだ。
読書の対象には古典と同時代作家とあると思うが、最近思うのは、読書にとって一番大切なのは歳ではないかと思う。 古典というのは一生読める。歳ごとにその意味合いが変わる。日本の古典についていうと、日本語の地味みたいのがしみ出てくる。 同時代作家は同じ時代を生きるということだろうか。 ふと思うのだが、自分が同時代と思った人たちは大半が鬼籍となってきた。むしろ、自分にとっては古典か。 若い頃はぶいぶいしてたとえば、小林秀雄とかいいこと言っているけど悪文じゃんとか思っている。しかし、歳を取るにつれ、文章のなかから歳の姿というのが見えてくる。 それと、若い日の小林は若いようにそのまま読める。不思議な感じだ。 山本七平もデビューしたのが48歳だったか、初期のものとかは自分の精神年齢からすると少し若く感じられるようになった。あと、自然とベンダサンとの混合のようすを感じ取れるようになってきた。かなりは七平の作
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く