南国市で人面グモ 気持ち悪いけど癒やされる 「いきなり手の上に何か降りてきて、見たら人の顔があったがですよ!!」。南国市明見でこのほど“人面グモ”が発見された。発見者の弘光諒太さん(18)=高知市大津甲=は、「みんなにえっずいと言われる。確かに気持ち悪いけど、ずっと見ゆうと、だんだん癒やされてくる」と、いとおしそうにクモを見つめている。 弘光さんが人面グモを発見したのは、JA大篠給油所=南国市大そね甲=での勤務中。 灯油の配達に同市明見の常連宅を訪れ、伝票をポストに入れようとしたところ、左手の甲に何かが降ってきたという。「何げなしに見たらクモやったがですよ。しかもよお見たら背中が人の顔になっちゅうがです」 「これは捕らえないかん!」。とっさにそう思った弘光さん。しかし捕まえるものがない。仕方なく、半分残っていたお茶を捨て、500ミリリットルペットボトルの中にクモを閉じこめた。 体長5ミリほ