アフガニスタンで医療活動、灌漑活動をしているペシャワール会の中村哲医師に、外務防衛部会に来ていただく。 アフガニスタンというのは面積が日本の1.7倍、人口が2千数百万人で、8割が農民。谷ごとに部族があり、日本人が考えるような民族国家ではない。宗教は保守的・古典的なイスラム教がほとんど、タリバーンのような宗教は都会のエリートの宗教である。 1979年に旧ソ連が10万の兵隊でアフガン侵攻、200万人が死亡、600万人が難民化した。しかし、ソ連は治めきれずに89年に撤退。その後、92年に共産政権が倒れ、地方軍閥の割拠時代となった。 92年には、難民が帰還しはじめたが、2000年5月より大旱魃に見舞われ、これは現在も続いている。 国際機関の推計によると、1200万人が被災、500万人が飢餓線上にあり、100万人が餓死している。 そうした状況で、アフガニスタンの人々が待っていたのは、「援助」だったの
![10月24日(水)「Testu Nakamura: Return to Afghanistan」 - 石田日記](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1edab21fb24f1617544aee406fad3fe53ecaafd7/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fishidatoshitaka.cocolog-nifty.com%2F.shared-cocolog%2Fnifty_managed%2Fimages%2Fweb%2Fogp%2Fdefault.png)